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なぜ少数の蜘蛛はとんでもない場所に巣を掛けるのですか?

20mは離れている電柱のど真ん中の電線から糸を垂らして造巣するコガネもしくはジョロウ蜘蛛は変わり者ですか? 視力が弱く風任せな造巣をする蜘蛛には「辺境」に造巣するのは一種のはずれクジで仕方ないことなのでしょうか? 多数派はもっと要領良く電線でも電柱の近くで支線との間や外灯柱や建物などを利用していますので、確かにそういう場所は過密で競争は激しいことからすると競争忌避か新天地を求める行動でしょうか?

みんなの回答

  • yyuki1
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回答No.4

こんばんは、OK007さん。 随分間が空いてしまいましたが、まだ締め切りになさっていないので続きの回答をしてもよいのでしょうか。(又はお待ち頂いていましたか、それとも既に終わってましたでしょうか) 私も生物学者や遺伝子の研究者とかではなく、ずぶの素人ですので回答も一般人からの参考意見とさせて頂いております、回答は私個人の考えですから、当然正解(事実?、真実?)では無い可能性も十分に有りますので、ご理解の上で参考意見としてお聞き下さい。 先ずは、質問の原点に返って考えてみました。 >20mは離れている電柱の・・・ 変わり者かそうではないのかと問われれば、変わり者に属すると思います。 (変わり者というと、言葉が悪いかも知れません。ある種の野心や冒険心に溢れている改革派(保守的でない者)ではないかと思います。本能的に生息地域を広げて子孫繁栄させ、拡散する事で何んらかのアクシデントで種族が全滅してしまう事を回避する能力) >一種のはずれクジで仕方ないことなのでしょうか? 必ずしもそうではない可能性も有ると思いますが、風任せ故にはずれクジを引く事も多分に有ると思いますけど。 (しかし、掛けた糸をたどれば、目の悪い蜘蛛だってその長さには気が付くでしょう。なのにそのまま、そこに巣を掛けるのはただの外れクジとは考えにくい部分も有ると思います) 外れクジを引いた変わり者の蜘蛛さんの独り言。 「あーあっ、何だか変な所に糸が掛かっちゃったなー、掛け直した方がいいのかなー」、「でも待てよ、もしかしたらこの方が餌が沢山取れるかも知れない、ここは一つ試しに巣を掛けてみても面白いかも知れないぞ」。 と考えたかどうかは分かりませんが、たぶん考えるような脳ミソは無いと思いますけれど。 (でも、考える力は無くても掛け直すくらいの知恵は有るはずであり、なのに掛け直さないのは、遺伝子的に組み込まれた何かが、「そうしたい?、そうさせる?」のではないかと思います) 支線と支線の間隔が狭くて巣を造るのが楽そうな場所は人気のスポットで競争が激しいから、競争忌避か新天地を求める行動でしょうか? これは、私的には競争回避ではなくて種族保存や子孫繁栄の為の行動プログラムすなわち遺伝子に組み込まれた本能の賜物であると考えます。 先にも述べましたが、一極集中では何か不慮の事態が発生した場合に全滅してしまう可能性が有る。 これを回避するためと、より多くの子孫を残すためには、全員が右へ習えの奴ら(クモ達)ばかりでは駄目で、高く遠く長く大変な巣造りに挑む者や、より狭っ苦しい場所によりコンパクトな巣を造る奴など、色々な行動をするエラー組み(変わり者)も必要なのだと思います。 そして、その変わり者的な行動をする一部のエラー組みの蜘蛛の行動も、皆と同じ行動をする大半の優等生組みの蜘蛛の行動も、どちらも遺伝子に組み込まれた本能の指令によって支配されているのだと思います。 >本能とは非常に便利な言葉ですが、本能と言う言葉を使用しないで生物の行動を説明できたら素晴らしいとは思っています。 本能という言葉が「非常に便利な言葉」なのではなくて、地球上の生物達が気の遠くなるような長い年月を掛けて会得した本能(遺伝子情報)という物が、それだけもの凄い物で有るが故に都合の良い便利な言葉(説明の詩)に聞こえてしまうのだと思います。 お話が前後しますが。 >一定の割合で機能が不完全な固体が生まれるのも本能というのでしょうか? 私はそうだと思います。 遺伝子情報の中には有る程度の割合でエラーを発生させる要素も含まれていて、たまには仲間とは違う行動(奇行)をするとか、色や模様が違うとか、手足が長かったり体中が毛むくじゃらの変異種(奇形)が生れたりするのも、生き物が長い年月を掛けて手に入れた種族保存や子孫繁栄のための知恵(本能、遺伝子)なのだと思います。 地震、噴火、山火事、カマキリに付いてのお話は本題と反れますし、すでに長文になっているので止めます。

  • yyuki1
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回答No.3

No.2です。 >これは、個別の蜘蛛が環境とリスクを理解した上での選択行動とすると 蜘蛛人間並みに高度な判断力があることになりませんか? 本能によって行動する事は、知能や知識を使って高度な判断を行う事とは別です。 何千万年も何億年も掛けて生命が会得した、生命が持つ遺伝子情報からの指令による物だと思われます。 カマキリ達は、雪の降る時期には死んでいて一匹たりとも雪を見ることはありませんが、何故か雪の多い年には卵を高い場所に産み付け、雪が少ない年には低い所に生みますが、これは知識や知能が人間より優れているからではなくて、本能的に知っているだけです。 人間は知識や知能は発達していますが、こんなに科学が進んだ現代でも地震の予知は出来ません、他の動物達は知能は人間よりも低くても何故か大地震を事前に察知して逃げる事が出来るようですが、これも動物達が長い年月を掛けて会得した生きるための知恵(本能)のなせる業だと思います。 頭で考えて行動しているわけではなくて、遺伝子の命令によって自然とリスクを分散するシステムが昆虫や他の生き物達の行動を支配していると考えられます。

OK007
質問者

補足

本能とは非常に便利な言葉ですが、本能と言う言葉を使用しないで生物の行動を説明できたら素晴らしいとは思っています。 本能とはその種に属する固体に共通して備わっている能力で個体差とは別ではないでしょうか?  一定の割合で機能が不完全な固体が生まれるのも本能というのでしょうか? つまり、多数派とは異なる行動を取る少数派それも極め付きの少数派の存在も本能に含まれると解釈されるのでしょうか? 人間でも同性愛などは本能では説明付かないと思います。異性を求めて子孫を繁栄させるという生物の最大目的が欠落していますから。 カマキリの産卵場所の高低と積雪量との関係については有意さを認められないとする報告も見たことがあります。 なまじ脳が発達して五感が衰えてしまった人に比べたら、他の生物はとてつもない感度のセンサーを持っていますので地震を察知するのは不可能とは思いませんが、では察知できたとしていったいどこへ逃げるのでしょうか? そもそも逃げる必要があるのでしょうか? 人間のように地震にもろい家に住んでいるわけでもなく、人間のようにのろまでもない彼らに取っては、火山の噴火を伴う地震はともかくプレート移動により起きる平地の地震などはドキッとする程度では無いでしょうか? 火山性の地震とそうでない地震とを動物一般が区別しているのでしょうか? 山火事や、落雷、火山流などの方がはるかに恐ろしいですが、これらはほとんど逃げ切れないのではないでしょうか? ご指摘に共通して人間の意味づけが東映されているように見えます。 なんか妙な方向へそれてしまいましたが、私の疑問をご理解頂くとともに、私の考え方に変なところがあればご指摘頂くと幸せです。

  • yyuki1
  • ベストアンサー率50% (184/364)
回答No.2

それは厳しい自然界を生き抜いて行く為の生物の本能であり、自然の摂理でもあります。 生き物が何故生れて来て、何の為に生きているのかに付いては良く分かりませんが、とにかく生き物は本能的に子孫を確実に残し続けようとします。 とにかく子孫を絶やさない事、すなわち絶滅をしない工夫をする必要が有ります。 (蜘蛛なら蜘蛛、鳥なら鳥、魚なら魚として単体の一匹だけでなくて同じ種族として絶滅しないような工夫をする事で、それぞれの種族は今まで何万年も又は何億年も生き続けてきました) 蜘蛛は小さな虫を捕獲して生きていますが、蜘蛛もまた大型の蜂や小鳥や猫やネズミの餌にされてしまう事も有ります。 広くて目立つ良い場所で餌を多く確保できる代わりに、自分が命を狙われるリスクも大きい事を覚悟する必要が有りますし、天候などの気象条件によっては吹き飛ばされたり、豪雨に押し流されたりして死亡する危険も有るかも知れません。 逆に物陰や軒下や板塀の隙間、木の洞の中や土管や下水溝の中などの様々な辺境の場所に巣を造る蜘蛛もいて、餌は少ないけれど安全に生きられるとか、それぞれのメリットとデメリットが有ります。 そして同じ種類の蜘蛛であっても、高リスク高リターンを好む奴と、ミドルリスクでミドルリターンを選ぶ奴、そして低リスクを重視して低リターンで我慢する奴がいる訳です。 そして、その時その時の条件にマッチした場所を選んだ物が最後まで生き残り勝者となって子孫を残す。 または、色々な条件に分散する事で一度に全滅してしまう最悪のリスクを回避する本能的な狙いが有るのだと思われます。 ですから理由は、蜘蛛達が太古の昔から子孫を絶やさずに生き抜いてきた種族保存のための知恵(本能)のせいだと思います。

OK007
質問者

補足

回答の全体のトーンは仰る通りとおもいますが >同じ種類の蜘蛛であっても、高リスク高リターンを好む奴と、ミドルリスクでミドルリターンを選ぶ奴、そして低リスクを重視して低リターンで我慢する奴がいる訳です。 これは、個別の蜘蛛が環境とリスクを理解した上での選択行動とすると 蜘蛛人間並みに高度な判断力があることになりませんか? 比ゆに蜘蛛の子を散らすようといいますが、適当に散った結果を人が解釈しているのではないですか? 適当に散った結果としても、とてつもなく困難な場所に巣を掛けるのは果たして偶然だけの結果なのかそれが是非知りたいところです。

noname#95574
noname#95574
回答No.1

ウチにも電線の中央から、見事に生垣に垂らしています。 ハエやもっと小さい蚊のような虫が引っかかってマス。 よーく見ていると、ミツバチは上手に避けて見事にすり抜けますね。 しかしながら、虫が良く通るような場所なので「頭、いいな~」と思いました。 家の壁と生垣(ローズマリー)の間なんですが、ローズマリーには蜂や小さい虫が一番集まるからその場所なんだ!!と思うとやっぱり、他との競合を避けてますよね。

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