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IT統制とは?
IT統制に関連して、職務権限をしっかり分けるようにと内部統制担当から指示がありました。 そこで2点ほど質問なのですが・・・。 1.あるシステムに対して、担当者Aは「登録」権限しか持てないことになっていますが、システム上は、担当者Aに対して「修正」や「承認」の権限がついていたとします。 『担当者Aは「登録」権限しか持たないので、「修正」や「承認」は行わないようにしています』ということで、IT統制ができていると言えるのでしょうか? 上司から、「システム上で権限がついていても、その権限を行わないようにしているから問題ない。」と言われたのですが、「それでいいの?」と内心疑問に思いました。 実際行おうとすればできる状態にあるのに、担当者の良心やモラルに一任しているだけというのはどうなのでしょう・・・? 2.そのシステムを利用する業務には関与していない(もともとは参照権限もない)担当者Bが、システム管理者として全権を持って、各担当者に「登録」や「承認」の権限を付与するという行為が、IT統制になるのでしょうか? IT統制に詳しい方、教えて下さい。
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お礼
tiuhtiさん、ご回答ありがとうございます。 >「行わないようにしている」かどうかではなくて、「行わなせない仕組みは何か」という事が問題 恐らく現状では、「行わせない仕組みは何か?」と問われた場合、きちんと答えることができないと思います。 その点で、不十分であると言えますね・・・。 >統制の構築は、そういうメリット・デメリットを勘案した上で決められるもの それぞれのシステムに対して、他部署の担当者に参照させていいものかどうかきちんと吟味しなければいけませんね。 例えば、個人情報が参照できてしまうようなものはNGということになりますね。 参照させてOKであれば、権限付与と実務を分けた方が不正を防ぎやすいですね。 コスト・実際のプロセス・有効性など、さまざまな角度から考えてみる必要があるのだということがよく分かりました。 一律に決めてしまえるものでもなく、難しい問題です。 IT統制のために、実務に弊害があっては、本末転倒ですし・・・。 ご経験を元にした内容で、とても分かりやすかったです。 URLもたいへん参考になりました。 ありがとうございました。