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蜂の不思議な行動について教えてください。
マンション共用部の天井(高さ4m)隅のコーナーに、1週間ほど前から、体長4~5cmの蜂が3頭とまっています。 いつ見てもほとんど動く事もなく、当初は死んでいるのか、蜘蛛の巣にでも捕まったのだと思っていました。 しかし先日朝、1頭が20cmほど離れた壁の違う場所に移動しており、残りの2頭がいなくなっていました。 その日の夕方、再び3頭になり、もといた同じ場所に身を寄せるように頭を上に縦に並ぶようにしてとまっていました。 毎日少しだけ動く蜂、巣を作っている様子もなく、いなくなる事も無く、4頭以上に増えもせずです。 この蜂は、いったい何の目的で毎日同じ天井で、じっとしているのでしょうか。 蜂や昆虫等の生態にお詳しい方、ご回答やアドバイスをお願いいたします。
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回答します。 数匹集まることから、社会性のあるハチです。ミツバチかスズメバチかアシナガバチです。他にもいますが、マンションということなので、そんなに珍しいハチではありますまい。 物陰や地中の穴ではなく、開放された空間に集まることから、ミツバチやオオスズメバチ(`o′)ではなく、黄色スズメバチ(`O′;)か、アシナガバチでしょう。今の時期、オスバチが巣を追い出され、その辺に群れていることがよくありますが、蜂の針はメスの産卵管の進化したものなので、刺せません。しかし、「3匹」が「身を寄せるように」とあることから、これも違います。よって、キイロスズメバチかアシナガバチのメスつまり働き蜂つまり女王蜂の妹が、秋の巣別れをして、次の巣はこの辺にしようかなー、と集まっていると思われます(実際にはそんなことを考える脳はありませんが、行動がシンクロしているのです。この辺はいまだ謎です。イワシの群れなどがリーダーもいないのにいっせいに向きを変えるのと同じく、なぜシンクロするのか、仮説繚乱です)。3匹の中のいずれかが、次の春から女王蜂となります(1匹でそういう行動をすることもあります。春からは一人で巣作りをするので大変です)。 ハチに限らず、変温動物である昆虫は、自由に活発に活動できる気温が、種によって決まっています。アシナガバチにもいろいろ種類があるので、一概には言えません。2匹になったときは、1匹が「もっとよさそうなところ」を偵察に行っていたのでしょう。
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- strychnine
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アシナガバチかスズメバチのオスだと思います。メスではないです。 体長4~5cmであればオオスズメバチかヒメスズメバチしかないのですが、遠目だと大きく見えるので参考程度で考えます。 オスは交尾しか仕事がないので、この時期何もせず群れていることがあります。その時に、たまたま3匹まとまっていることもあります。 働き蜂や新女王が次の(越冬後)の巣作りの場所を見繕ったりする話は聞いたことがありません。それにまだ交尾シーズンには早いかと。
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大変丁寧なご回答ありがとうございます。 天井壁の模様の大きさから判断すると、5cm程度である事は間違いなさそうです。 今まで昆虫などの存在を注意深く気にした経験が少なく、 あまり見かけた事がなかった大きさだったもので気になって質問させていただきました。 仕事が終わったオスが巣から離れて何もせず屯している、なんだか人間の行動にも似ているようで楽しい習性ですね。 大変勉強になりました。ありがとうございました。
お礼
大変丁寧なご回答ありがとうございます。 なぜ屯しているのかは蜂本人(人?)でないとわかりませんが、巣別れといった理由で屯す事もあるのですね。 大変勉強になりました。ありがとうございました。