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愛と青春の旅立ちのエンディングって

この映画を若い頃見て、周りの女の子がラストシーンに感動して泣いていました。(やはりここでも感覚のズレが、、、敗北感。) どうなんでしょう?今の若い人は 女は、強い男性に守られるのが一番の幸せだと本当に思いますか? 女の人だって、夢や希望をもって生きたいんじゃないでしょうか 特に若い時はそうじゃないですか? どうして、あの場面でお姫様だっこで感動するんでしょうか? どう思われますか?

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  • kigurumi
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回答No.2

主人公は、誰にも育てられておらず、野生児のような状態。 他人に依存心が無いし、他人を信頼するなど無い。 <自分の人生や幸福は、自分1人で作るもんだ> って思っており、他人などいらないって思っていた。 他人と接触するときは、利用するときだけ。 教官は彼のやる不正が嫌いで、「要領よく卒業するつもりだろうが そうはさせるか。こんなクズは痛めつけて音をあげさせてやる」ってタカくくっていたが、彼はなかなか音を挙げない。 こんないいかげんな奴が、何故ここまでやっても音を挙げないのか と教官は不思議に思っていたわけです。 で、「自主退校しろ」と迫って追い詰めてやっと聞き出せた。    「俺はどこにも行くところが無いんだ」 これが彼をここまで強くしていた原因で、世界一の孤独な男だとわかったわけです。 で、工場で働く女は、士官候補生の妻 つまり 玉の輿に乗りたがっていた。 遊びですませるつもりだろうが、そうはいくか 逆に利用してやるってタイプが自殺した方。 もう1人の人は、一時的な夢でもみないとやってられないと、遊びでもいいからと 割り切っていた。 どうせ 利用するだけ利用されて、必要なくなったらお払い箱になるってわかっていた。 でも、ちょっとは期待して、心の交流を持ちたかったが、結局 微笑は体目的であって、どんなに相手を暖めても、見返りは無かった。 で、結局「そうはいくか」な女が、嘘をついて妊娠したといったら、案の定 主人公の男は彼女を捨てたかが、どうせ期待していなかったので、捨てられた女は次またひっかければいいさって感じだった思う。 ところが、女を捨てた主人公の友人は、結局不適合で自主退校だったか、強制退校になった。 でも、妊娠した捨てた彼女と縁を戻して、田舎町で暮らせばいいさって持ち直したわけです。 ところが迎に言ったら「え? 田舎町のデパートの社長の息子で、将来社長になるから結婚しよう? 悪いはね、私は仕官の妻になりたいんであって、田舎町の店主の妻にはなりたくないのよ 妊娠 あれ嘘」って言ったんだったと思う。 で、主人公の友人は絶望し、自殺した。 その事件が主人公の人間性を呼び覚ましたんだったと思います。 自分も同じようになりたくない、人を利用して生きる愛情の無い世界はもう沢山だ」とか思ったんじゃないかと。 自分は友人に支えられてきたんだとやっとわかった。 なにより教官に支えられて士官になれたんだと、今まで見えなかったものが見えたとき、愛の世界に触れたわけです。 自分は自分だけで今の幸せを得たのではないとわかった。 たくさんの周りの愛によって支えられ、地獄から救出されたとわかった。 他の人の愛無しには決して得られなかった愛されてなった士官という立場。 じゃあ 助かった自分は他の人を救い出すべきだとなったと思う。 そして無償の愛というか 見返りを期待せず自分を愛した女の救出に向かったわけです。 女性は無償の愛を他人に与えたわけですが、結果自分が救われたって内容。 このような感想をこの映画では持ちました。 自殺された女性は、利害で男に愛を与えた。 自分が利益を得られないのなら愛さないってタイプだった。 そんな計算づくのものは愛ではない。 でも、結局 男は女の体目当てでしかないのよ と冷めた女性の目の前で、そうではない と救世主が現れ、無償の愛を提供した女を抱き上げて、地獄から救うって、、、要するに宗教的な意味も含むんだと思います。 なんせアメリカ人のの90%はそういう救世主がやってくると信じているので、映画でそういう風にやればヒットしますって。

heartmind
質問者

お礼

ありがとうございます。何か、すっきりしました。 ヒロインは、ただのシンデレラ症候群でも、 リビドーを求めるだけの売春婦の様な人ではないのですね。 主人公の孤独感を見抜いて無償の愛をささげずにはいられな かった。 深いですね。そんないい映画だったのですね。

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その他の回答 (1)

  • youchan37
  • ベストアンサー率37% (248/669)
回答No.1

>敗北感 とありますが、映画の感想は人それぞれです。 勝った/負けた ではないと思いますよ。 ですから貴方様があの映画を >女は、強い男性に守られるのが一番の幸せだ と感じられたのなら、それはそれで良いと思います。 勝った/負けた でもないし、正/誤 でもないと思います。 ですから、決して私の解釈を押しつけるものではありません。 しかし、私の、私なりの解釈も聞いていただけますか。 マヨネーズはガリガリの利己主義者でした。例えば内部でモノを売ったりして(笑)。 或いは女性というもの、愛というものに対しても、ガリガリの利己主義者でした。 生まれ育った環境のせいだと思います。 しかし友達や恋人や、本気で向かい合ってくれた指導者に囲まれ、変わりました。 そのことに彼自身が気づくのか、気づかないのか。 彼は最後に気づきました。そして彼女を迎えに行きました。 彼女のおかげもあって、彼は変わりました。 だから彼女は、固く言えば「幸せになる権利」があったのです。 それだけのことを、彼にしたのです。決して押しつけでも何でもなく。 ああ、思い出しただけで泣けてきます(笑泣)。本当にこんなことが起きたら、どうです? 貴方様が、愛の力で、誰かを変えたとします。 しかし貴方様は、見返りを求めていません。それは本物の愛ですよね。 しかし相手は、その全てに気づいた。そして、男女の愛に繋がり、実った。 …最高ですね、最高の映画です。私はそう思いました。

heartmind
質問者

お礼

ありがとうございました。 本当ですね。この映画の深い部分を今ようやく知ることができました。 こんなにいい映画だったのですね。

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