為替レートに関する質問です。
為替レートに関する質問です。
当方大学生で国際金融の基礎を勉強しているのですがよくわからない箇所があります。まず「短・中期的な円・ドルレートの決定を考える上では、日米の長期債の期待収益率の差が重要である。」というところからはじまり、金利差が違うのでお金が低い所か高い所に流れるといる原則、期待為替レート変化率の概念を用いて説明したところまでは分かりました。そして長期的にみて、円・ドルレートは次第に日米の貿易財で測った購買力平価に近づいていくと予想するというところも分かりました。そして、金利と貿易財のの期待インフレ率と為替レートの間には、(1)貿易財の期待インフレ率を一定として、日米金利差が拡大すると、円高・ドル安になる、(2):日米金利差を一定として、日本の貿易財のインフレ率が米国のそれより小さくなると、すなわち、日米期待インフレ率差が縮小すると、円高・ドル安になる という関係性があるところまでは理解しました。その次に本の本文中に、「ところで、日本の貿易財の期待インフレ率が低下したり、米国のそれが上昇すると、期待為替レート変化率は低下します。したがって期待為替レート変化率=日本の期待インフレ率―米国の期待インフレ率という式が導けます」というところです。
何故、こうなるのかがわかりません。
本文中ではこの式を利用して最終的に、「日米の期待実質金利が等しくなるという式に変形される」となっております。
また(2):日米金利差を一定として、日本の貿易財のインフレ率が米国のそれより小さくなると、すなわち、日米期待インフレ率差が縮小すると、円高・ドル安になる というところの、すなわち以下の日米期待インフレ率差が縮小するとというところが分かりません。円高・ドル安になるのは購買力平価と円・ドルレートがリンクしていることから分かりますが。。
あとこの事とは別の質問なんですが、為替リスクと累積経常収支の項目のところで、為替リスク・プレミアムの大きさはドル資産残高に大きく依存すると書いてあり、ドル資産残高の大きさは、過去の経常収支黒字の累積値に等しいと書いてあったのですが、何故ドル資産残高の大きさ=過去の経常収支黒字の累積値となるのでしょうか?
長くなりましたがお願いします。
お礼
ありがとうございます。購買力平価説とアセットアプローチについて学習をしてみたいと思います。URLを参考にさせていただきます。