- ベストアンサー
ルビの打ち方
人名につけるルビの打ち方で決まりがありますでしょうか? 例えば海老原 裕子 のような場合 エビハラ ユウコ とするのか 漢字の間隔に合わせて エ ビ ハラ ユウ コ とすべきでしょうか?
- みんなの回答 (3)
- 専門家の回答
質問者が選んだベストアンサー
No.1、2です。何度もすみません。 > (b)一部分に漢字にあたる読みのある次の語は等分ルビにしません。(※ここでいくつかを指定していて、必ずしもすべてにこの原則を当てはめるわけではないような書き方にもなっています。この辺は定かではありません。すみません^^;) 「常用漢字表」(昭和56年内閣告示第1号)の本表及び付表のうちの「※付表」にある漢字についての説明であるので、「“次の語は”等分ルビにしません。」こういう書き方になったのだと思います。 基本的な考え方としては、「(一部分に漢字の読みがなく)一部分に漢字にあたる読みのある語は等分ルビにしません。」でいいのではないかと思います。 つまり、まったく読みがなければ(a)のやり方、一部に読みがあれば(b)、文字数などの関係でルビのつけ方に迷うことのないものは(c)、(これ以外は、その漢字の横または上にそれぞれの読みでルビをふる)という考え方でいいと思います。 もし講談社を参考にされる場合は、これを参考にしてください。 「※付表」=漢字書きできる当て字・熟字訓の一覧表 常用漢字表 付表(一番下にあります) http://www.bunka.go.jp/kokugo/main.asp?fl=list&id=1000003929&clc=1000000068
その他の回答 (2)
- lyrics
- ベストアンサー率74% (169/226)
No.1です。一部訂正いたします。 さきほどは、以下のように書きましたが、 > ・三味線―しゃみせん(「三」「線」それぞれの左肩、右肩に「し」「ゃ」、「せ」「ん」、「味」の中心上に「み」)※等間隔ではありません。 |(3)ルビの拗促音はふつう小さくしませんが、幼年向けの書籍・雑誌では小さくします。 こうなっていましたので、通常使用であれば「小さくしない(「や」)」となるのだと思います。訂正いたします。
- lyrics
- ベストアンサー率74% (169/226)
こんにちは。 過去に同じような質疑応答がありました。ここでも触れられているように、特に決まりはないようです。 http://oshiete1.goo.ne.jp/qa4691863.html > ルビ(読み仮名)の正しいふり方を教えてください 人名とは限っていませんが、ご参考までに、講談社の表記の指針である『日本語の正しい表記と用語の辞典』の例をご紹介いたします。児童書におけるルビの振り方の決まりが次のようになっています。 (a)漢字に読みがあてられないもの、またはそれに準ずるものは「等分ルビ」にします。 例: ・小豆―あずき(「小」と「豆」の間に「ず」、「小」の中心上に「あ」、「豆」の中心上に「き」)※いずれの文字間隔も等しくなります。 ・「吹雪」なども同上です。 ・五月雨―さみだれ(「月」の左肩と右肩にそれぞれ「み」「だ」、「五」の中心上に「さ」、「雨」の中心上に「れ」)※いずれの文字間隔も等しくなります。 ・玄人―くろうと(「玄」の右肩に「ろ」、「人」の左肩に「う」、それぞれの横に「く」「と」)※いずれの文字間隔も等しくなります。 (b)一部分に漢字にあたる読みのある次の語は等分ルビにしません。(※ここでいくつかを指定していて、必ずしもすべてにこの原則を当てはめるわけではないような書き方にもなっています。この辺は定かではありません。すみません^^;) 例: ・硫黄―いおう(「硫」の中心上に「い」、「黄」の左肩、右肩にそれぞれ「お」「う」) ※等間隔ではありません。 ・清水―しみず(同上) ・早乙女―さおとめ(「早」の中心上に「さ」、「乙」の左肩、右肩にそれぞれ「お」「と」、「女」の中心上に「め」)※等間隔ではありません。 (c)その他文字数などの関係でルビのつけ方に迷うことのないもの。 例: ・海原―うなばら(それぞれの漢字の左肩、右肩に「う」「な」、「ば」「ら」) ※ここでは詰め気味に表記して(見た目は)等間隔になっています。 ・三味線―しゃみせん(「三」「線」それぞれの左肩、右肩に「し」「ゃ」、「せ」「ん」、「味」の中心上に「み」)※等間隔ではありません。 上記URLにもある「下関」「しものせき」の事例と同じパターンの「一宮」「いちのみや」の例が載っていました。講談社では等分ルビ、つまり以下の回答と同じやり方になっています。 上記URLNo.3様の回答 > 「下関」の場合、多く見られるのが、均等割り、 > つまり〈の〉が、「下」と「関」の間に振られる形です。 言葉で表しますと、 「一」の左肩、右肩に「い」「ち」、「一」と「宮」の間に「の」、「宮」の左肩、右肩に「み」「や」となります。 > 例えば海老原 裕子 > のような場合 エビハラ ユウコ とするのか > 漢字の間隔に合わせて > エ ビ ハラ ユウ コ > とすべきでしょうか? 講談社の決まりでいきますと、「エ ビ ハラ ユウ コ」となりそうですが、私個人の考えとしては、等間隔で書かれた方がすっきりとしそうな気がいたします。 もし、何かの出版物に表記するのに迷われているのなら、何か基準を作っておかなければいけませんが、特にこれといった統一された基準がない以上、質問者様のお好きな方を採用されればいいのではないかと私は思います^^
お礼
詳しい説明ありがとうございます。大変参考になりました