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先天性難聴の社会資源
- 6月に生まれた子どもが口唇口蓋裂で、両耳が全く聞こえていないことがわかりました。
- 難聴の子どもを育てる場合、仕事との両立が難しくなる可能性があります。
- 聴力がない子どもの障害認定や手当ての受け取り、入所施設や保育所の利用について教えてください。
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確定診断のために、鎮静剤を用いて、 ABR(聴性脳幹反応検査)という検査を行なうだろうと思います。 その上で、身体障害者手帳の申請を役所に行なってください。 手帳は、施設などに通うことも含めて、 障害児・者のための諸施策を受けるときの大前提になります。 (通所施設に通って、早期に音に馴らすことが非常に大事!) 完全失聴(ろう)ならば、2級に相当します。 補聴器や人工内耳(育成医療といって、障害者施策の1つ)のことも、 手帳所持を前提として、給付などが受けられます。 (補聴器や人工内耳の活用は、早ければ早いほど良い。1歳が壁。) その他、手帳の制度とは別に、特別児童扶養手当といって、 親が障害児の手当を受給できます。 母子家庭への児童扶養手当と名称が似ていますが、全く別の物です。 (特別児童扶養手当には、親の所得制限があります。) ただし、3歳になるまでは手帳が実際には交付されない、という扱いが しばしばおこなわれることがあります。 成長に伴って良くなることも多い、という可能性に賭ける扱いで、 しばらく様子見といった感じになります。 なお、手帳がとれない場合でも、 いろいろな施策(療育、と言います)を受けられますから、 お住まいの市区町村の保健師さんや、 児童福祉担当課・児童相談所に、必ずご相談ください。 相談していただかないと、それぞれの認定にもつながらず、 手当などを受けることもできません。 また、いつから受けられるか、ということは、 それぞれによってかなり細かく異なるので、一概には言えません。 入所施設はありません。 難聴幼児は、通所施設での療育が基本です。 保育所は、難聴児でも入所が可能です。 ただし、対応が厳しい場合がある(危険に対応できないから)ので、 断わられる場合も多いことを、あらかじめご承知おきください。 また、学齢期以降は、正直、ろう学校でないと厳しいでしょう。 口蓋口唇裂も、その重さによっては障害者手帳の対象です。 そして、療育(育成医療など)の対象です。 医療費の一部または全部が、公費で助成されます。 いずれにしても、あれこれとネットで調べるのではなく、 そのお住まいの市区町村ごとに独自な療育支援を行なう例も多いので、 必ず、お住まいの市区町村の窓口にたずねてくださいね。 正直言って、親御さんが子どもにしっかりかかわらないと、 聴こえないゆえのハンデを、他の方法で補う手段を子が持てません。 ですから、通所施設での療育がとても重要です。 しかし、それゆえに親御さんが収入源になってしまうのならば、 それを、障害児・者施策からの手当などで補うことも大事ですよね。 いろいろな制度を調べ倒して、効果的に活用なさってみてください。 私も高度難聴(中途失聴)で、 聴こえない方とのさまざまなつながりがあります。 たまたま、仕事が障害者行政関係だったので知識がありますが、 そうでないと、いろいろとわからなかったでしょう。 知っているのと知らないのとでは大きな開きがありますし、 いろいろ知っているとお子さんの早期治療にもつながりますので、 ぜひいろいろなことを知って、大いに役立ててほしいと思います。
お礼
回答ありがとうございます。 早速、子ども家庭センターに電話したら、保健所に相談するように言われ、保健所に相談し、保健師さんにこの前、来ていただきました。 市町村の障害福祉課は手続きのみっていう感じで、相談してません。 その間に、子どもは視力もないことがわかりました。また体重が増えない状態(嚥下障害)があり、療育はまだ先になります。 手話の本やDVDを買いましたが、無駄になりました・・・・。 落ち込んでしまって、返事が遅くなってすいません。 保健師さんに相談して大分、楽になりました。