• ベストアンサー

園芸農業について教えてください

園芸農業とは出荷場所までの距離によって近郊農業と輸送園芸農業に分けられる。 ハウス栽培等は施設園芸農業と呼ばれる。 野菜、果物、花などを栽培する。 などのことがわかったのですが、 (1)近郊と輸送の距離のちがいは? (2)露地栽培は施設を使用しない園芸農業と何が違うのか?同じなのか? (3)山形のさくらんぼも愛媛のみかんも園芸農業というのか? などがわからなくなってしまいました。 教えてください。

質問者が選んだベストアンサー

  • ベストアンサー
  • yanbaru00
  • ベストアンサー率60% (20/33)
回答No.7

>例えば都市周辺の高原で野菜を露地栽培をしたら園芸農業の近郊農業の露地栽培の抑制栽培。温室で米を作ったら施設栽培の促成栽培ということでいいでしょか。 こちらのほうへのお返事を忘れておりました。通常、生産物の重量当たりの単価が低い穀類や重量野菜(キャベツ・大根)などは、ほとんど露地栽培になります(野菜の場合はマルチ・トンネルなどの農業資材を使うことがあり、イネの育苗はハウスやトンネルで行うことはありますが)。 温室でのイネの栽培は、大学・研究機関での実験以外はほとんど行われていないと思います。ですから、「温室で米を作ったら施設栽培の促成栽培」ということは概念的には正しいのですが、実態としてはほとんど無いと思います。 施設栽培は、生産物単価が高い園芸作物だから成り立つ設備投資が必要です。他の作物では全くありえないとまではいいませんが、通常の文脈において施設栽培と施設園芸はほぼ同じ内容に近いと考えています。 もうひとつ、説明が屋上屋を重ねるのですが、近郊型の農業(園芸作物以外も含む)の出荷先の大部分は最も近い都市圏ではありますが、それ以外の場所に出荷することもあります。例えば、和歌山の梅が沖縄に出荷されても、和歌山県の農業が近郊型でなくなるわけでもありません。

youichi07
質問者

お礼

たびたびありがとうございます。 園芸農業とは全く関係ありませんが、恥ずかしながら「屋上屋」という言葉をはじめて知りました。人と話しているといろいろ勉強になりますね。

その他の回答 (7)

  • Oxalis
  • ベストアンサー率52% (179/338)
回答No.8

ほぼその分類でよいと思いますが、 >例えば和歌山の梅を大阪に出荷する場合は、園芸農業の近郊農業の露地栽培 >ということでしょうか。ちょっとすっきりしないのですが・・・・・・。 近郊農業は通常、都市部およびその周辺部で行われている集約的な野菜・花き生産を 示しますので「園芸作物の露地栽培」のほうがよろしいかと! あまり、近郊、遠郊の言葉ににこだわらないほうがわかりやすいですよ! 例えば松戸市は消費地が近いため、野菜などの「近郊農業」が盛んになった というのはありますが、現在の物流ではあまり意味をなしません。

youichi07
質問者

お礼

とても参考になりました。ありがとうございます。

  • yanbaru00
  • ベストアンサー率60% (20/33)
回答No.6

Oxalisさんの丁寧なご説明の通りですし、youichi07さんのご理解にも間違いがないと思います。 これまで用語自体にはこだわっていなかったのですが、あえて指摘するなら、通常は「園芸農業」と呼び方はあまりせず、単に「園芸」というように思います。少なくとも私はそうです。ただし農家を指すときは「園芸農家」といった呼び方は普通にします。 >例えば和歌山の梅を大阪に出荷する場合は、園芸農業の近郊農業の露地栽培ということでしょうか。ちょっとすっきりしないのですが・・・・・・。 概念的にはその通りですが、同じことを表現する場合、私ならこう表現します。 「和歌山の梅の栽培は、近郊型の果樹園芸である」 このとき、出荷先は大阪でなくともかまわないですし、近年では果樹栽培も温室やハウスで行うことがありますから、必ずしも路地ものであるとは限りません。

  • Oxalis
  • ベストアンサー率52% (179/338)
回答No.5

質問者様も回答なされている方も分類整理されてないようなので失礼ながら また、統計用語や通称が混在しているので正確に正しいとは言い切れませんので あしからず。 ・「園芸」農業とは果樹,野菜,花きの作物を生産する農業 (栽培方式は露地、施設等を問いません。他には米・麦・大豆などの普通作農業 畜産、タバコ・お茶などの工芸作物などありますが、重複等もあります) (園芸学会ホームページ) http://www.jshs.jp/modules/tinyd1/index.php?id=8 ・近郊農業と輸送園芸農業  輸送園芸農業?新語でしょうか?意味はわかりますが。 http://ja.wikipedia.org/wiki/%E8%BF%91%E9%83%8A%E8%BE%B2%E6%A5%AD 通常は対義語としては遠郊農業で、産地から消費地までの距離がある農業を 言いますが、どっちにしても消費者に届くまでにはトラックや貨物など輸送機関を 使いますので運送手段で分類するのはいかがかなと思います。 近郊農業は消費地である「大都市の周辺で行われる農業」と考え、正しい対義語は 不明確?になってしまいます。 ・露地栽培、施設栽培  栽培に関して、温室、ハウス等の施設を使うものを施設栽培といい、  雨よけハウス以上の施設を使わないものを露地栽培と考えてよいと思います。  トンネル栽培は施設ではないといわれています  

youichi07
質問者

お礼

ありがとうございます。 (1)作物の種類による分類では   園芸農業(青森のリンゴや和歌山の梅もここに入る)   普通作農業(米、麦、大豆、ジャガイモ、とうもろこしなど)   畜産(酪農)   工芸作物(タバコ、お茶、サトウキビ、ゴマ、イグサなど)     ※ところで、工芸作物農業という語はあるのでしょうか? (2)輸送距離による分類   近郊農業   輸送園芸農業(遠郊農業)     ※距離等による明確な分類はできない (3)栽培方法による分類   露地栽培   施設栽培 (4)栽培期間もしくは時期による分類   促成栽培   抑制栽培   普通の栽培(旬と言われる時期に収穫する栽培) こういう分類でどうでしょうか。 例えば和歌山の梅を大阪に出荷する場合は、園芸農業の近郊農業の露地栽培ということでしょうか。ちょっとすっきりしないのですが・・・・・・。

  • yanbaru00
  • ベストアンサー率60% (20/33)
回答No.4

No.3でお答えがあった「水耕栽培・空調栽培・ビン栽培・菌床栽培」は広義の「施設栽培」に含まれる栽培手法です。 http://www.weblio.jp/content/%E6%96%BD%E8%A8%AD%E5%9C%92%E8%8A%B8 なお、「促成栽培・抑制栽培」は、施設屋内栽培で行う場合と半露地栽培である場合もあり、「露地栽培」or「施設栽培」といった区切り方とは、また別の分け方の基準です。 http://www.google.co.jp/search?hl=ja&source=hp&q=%E6%8A%91%E5%88%B6%E6%A0%BD%E5%9F%B9+%E4%BF%83%E6%88%90%E6%A0%BD%E5%9F%B9&lr=&aq=1&oq=%E6%8A%91%E5%88%B6%E6%A0%BD%E5%9F%B9

youichi07
質問者

お礼

ありがとうございます。 分け方の問題ですね。例えば都市周辺の高原で野菜を露地栽培をしたら園芸農業の近郊農業の露地栽培の抑制栽培。温室で米を作ったら施設栽培の促成栽培ということでいいでしょか。

回答No.3

米や麦も露地で栽培すれば露地栽培です。 水稲もハウスの中で栽培すれば露地栽培でなくなります。 栽培方法は山ほどあります。No2の方の記載以外にも水耕栽培・促成栽培・空調栽培・ビン栽培・菌床栽培・・・書き切れません 園芸農業の一部という表現は、需要の高い都市以外にも出荷しているからです。またNo2の方の記載にありますように、さくらんぼやみかん栽培は、果樹農業の一つなので、園芸農業の一部という表現を使いました。 地図記号は盛ん・盛んでないを示すものでなく、そこに果樹園等がある・無いを示しています。でも果樹園が少なければ記号も付かないので、盛んであることが多いのでしょうね。

youichi07
質問者

お礼

ありがとうございます。 北関東の方では園芸農業(近郊農業)、南関東の方では露地栽培という記述が参考書にあったのですが、そのふたつを並べてかくことがそもそもおかしいんですよね。路地栽培の園芸農業もあるということですよね。

  • yanbaru00
  • ベストアンサー率60% (20/33)
回答No.2

No.1の方の説明で充分ではありますが、少し補足をいたします。 (1)一般に区別するための基準となる距離はありませんが、農業統計上はどうなっているか調べようとしました。しかし、やはり具体的数字がないというのが実情のようです。 各種検索結果の一覧(mini 辞書検索結果) http://search2.kotoba.jp/iresult4.cgi?p=%E8%BF%91%E9%83%8A%E8%BE%B2%E6%A5%AD&fsz=2&kensaku=and (2)園芸農業には、質問者の方が理解しているように、対象作物の種類によって、野菜(そ菜)園芸・果樹園芸・花(花き)園芸の3種類に分類する分け方があります。 また、icerubさんがご説明のように栽培法によって分けることもできます。その場合、ハウスなどの施設の中で栽培する施設栽培(施設園芸)と施設外で栽培する露地栽培に大別されますが、ビニールトンネルなどの農業資材を利用した場合は半露地栽培と呼ぶこともあります。 施設栽培・露地栽培どちらにしても、必ずしも園芸作物の栽培だけの区分ではなく、他の作物の栽培についてもこの栽培法で分けることができます。 (3)前出の通りです。

youichi07
質問者

お礼

ありがとうございます。 NO1の方にした追加質問をまたここに書くのは失礼だと思うので書きませんが、実はまだ少し疑問が残っています。 もしよければ教えてください。

回答No.1

(1)近郊農業とは大都市周辺で行われる農業、収穫した作物は大都市に出荷します。輸送園芸農業は、大都市周辺以外で行われる農業、収穫した作物の出荷先は大都市に限りません。 ○○km以上は輸送・それ以下は近郊という具体的な数値は見当たりません。 (2)園芸農業とは需要の高い都市への出荷を目的とした農業を言います。露地栽培は栽培法の名称ですから(2)の答えは「違う」となります。 (3)も(2)を踏襲しますと、園芸農業の一部と考えられます。

youichi07
質問者

お礼

ありがとうございます。 (1)について納得です。 (2)園芸農業ではない露地栽培があるという事ですね。たとえば、米や麦も露地栽培と言うことでしょうか?また、栽培法には路地と施設以外に何があるのでしょうか? (3)園芸農業の一部というのが少しわかりにくいです。普通は園芸農業とは言わないけれどそう言っても間違いではないというようなことでしょうか?例えば地形図で果樹園の地図記号並んでいたら、この辺りでは園芸農業が盛んであるといっても良いのでしょうか?