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敬語

先日飛行機の機内で北の零年という映画を観ました. その中で殿様が北海道に到着した事を部下が 殿様がくるぞ きたぞ と大声で知らせる場面がありました. その頃はまだ殿様は格別に身分の高い人であり なぜ部下が敬語を使わないのか違和感を感じましたが これにはどのような意味があるのでしょうか 当然時代考証などもされているとおもうので 意図的とおもいましたが.

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noname#96718
noname#96718
回答No.7

NO.2です。 この映画を見ていないと、チャンとした回答するのは無理だと思いますが、インターネットで調べて見ますと真面目な映画のようですね。多分、時代考証もキチンとしていると思います。 殿様の旧家来の士族が、敬語を使わずにしゃべるということは普通はありえません。 いくら田舎者でも、士族はそれなりの教養を持っています。 いや、江戸の下っ端の旗本や御家人よりは、むしろ田舎の武士の方が文武に優れていたといえます。それがために幕府が転覆してしまったともいえます。 ところが、映画では敬語を使っていないわけですね。まるで、教養のないオッサンやアンチャンのしゃべり方のように、質問者さんの耳に聞こえたのでしょう。 チャンとした映画に出てくる士族が敬語を知らない・・・こりゃヘンだっていうわけです。 私はピンときました。 昭和平成の時代になっても、「和歌山弁には敬語がない」と言われて います。 立派な身なりの教養ありそうな紳士淑女が、自分達の仲間内で方言丸出しでしゃべっているのを聞いていますと、もうムチャクチャです。敬語なんてありません。 淡路島や徳島の人の方言も和歌山弁とよく似ています。 なかなか区別がつきにくいですね。 多分、淡路の方言も敬語がないのではないかと思って調べましたら、ないわけではないが少ないようですね。 多分、方言丸出しでしゃべっているんだと思いますよ。 殿様に敬意を持っていて、殿様のためには死んでもいいと思っていて、それなりの教養を持っている士族でも、方言丸出しでしゃべると、もうムチャクチャですから、他国の人は?となってしまうんでしょう。 時代考証がしっかりしているとそういうことになるんだと思います。 以上はみんな想像ですが、当たっていれば嬉しいですね。 「紀州弁と敬語」 http://ja.wikipedia.org/wiki/%E7%B4%80%E5%B7%9E%E5%BC%81#.E6.95.AC.E8.AA.9E

Jun2005
質問者

お礼

あのーーー かなり有名な映画なんですが 飛行機の機内で観ましたが それ以前にかなり話題になった映画です. 飛行機の乗って観るとか観ないとかという次元の話ではありません 方言で というご指摘はかなり当っているのかと思います. 少し研究してみたいと思いますが 映画関係者の説明が欲しいんですがね いずれにしてもご意見有難うございます

その他の回答 (6)

回答No.6

 No.5 より  要するに制作者の意図している場面状況での言語の発し方でしょうね。  状況によってはそういう場面がありえないことではない。  少し場面が異なれば、“殿のおめしじゃ”とか“殿のおでましじゃ”とかになるが、これも場面では状況が相当違ってくることでしょう。  ここで“殿様”という言語表現が採用されているところも気をつけたいと存じました。  こういう表現は一定の場面と一定の人たちを画かせることも可能では在ります。

回答No.5

 回答番号:No.4  なお補足:  飛行機は乗らないこともありませんが、この映画は見ておりません。  殿様ということばが出てきて、部下ということばが続く内容というのはあまり、考証がしっかりしていないと存じます。  ですから、仮にこういう場面があったとするならば、それは回答番号:No.3やその前の理解もできよう、というくらいのことで、それ以上のことはありません。  部下は誰の部下、何の部署の部下、どういう系統なのかは不明ですが、お礼のお書き込みでは家中となっており、どうも奇妙であります。

回答No.4

 回答番号:No.3  庶民、隔絶した身分。という表現をしました。  しかしこれを実務に勤しむ、家中の武士として、意味が変わるものとは存じません。  陛下のお側の方が、ご用件のなかで、公務として口にする場合は、【殿中】でもあり、口を慎むでしょう、つまりハレです。  しかしそういう方も時に、場と時では乱暴な言葉はともかく、ハレの敬語には注意しないであろうと、私は実感しております。  民俗学のハレとケという観念でご解釈いただければ幸甚です。

回答No.3

 庶民ですと、日常的には仲間内では、同じ場にいない身分の隔絶した方に敬語を使う事はないのではないでしょうか。  日常はハレではありませんから、不敬ともなっていますね。

Jun2005
質問者

お礼

有難うございます. でも今回の場合は家中の武士ですからね

noname#96718
noname#96718
回答No.2

この映画を見たことがありませんが、インターネットでストーリーを調べてみますと、明治初年に淡路島から北海道へ移住した人たちの物語のようです。 映画では淡路弁をしゃべっているのではないでしょうか。 どうも淡路弁は、敬語に乏しいようです。 ですから、「殿様がくるぞ きたぞ 」となったのだと思います。 お隣の和歌山弁(紀州弁)も、敬語がないので有名です。 和歌山弁については多少知っていますので、「殿様がくるぞ きたぞ 」を和歌山弁で発音しますとこんな感じです。 A.「殿さんが来るどー、来たどー」 B.「殿さんが来るろー、来たろー」 まあ、Bの発音の方が実際に近いと思います。 乱暴な言い方ですが、殿様に対する敬意は、ないことはないと思うんですが、ただ不思議なことに、紀州弁には敬語というものが存在しないわけなのです(^o^)。 淡路弁も似ているんじゃないでしょうか。 「淡路弁と敬語」 http://ja.wikipedia.org/wiki/%E6%B7%A1%E8%B7%AF%E5%BC%81#.E6.95.AC.E8.AA.9E

Jun2005
質問者

お礼

有難うございます. とても参考になります. 紹介いただいたサイトで研究してみたいと思います.

  • mapponew
  • ベストアンサー率22% (309/1373)
回答No.1

敬語は、相手を敬ってるか、敬ってなど居ないかで、使い分けられます。 普段使い慣れていない人なら、なおさらです。 尊敬していないのに無理して敬語を使おうなんて気にならないでしょうし、聞こえてなければなおさらです。

Jun2005
質問者

お礼

有難うございます. でも家中の武士達は自然と殿様に対して敬っていると考えるのが常識とおもうんですけどね

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