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レコード再生における『コンプライアンス』とは何ですか。

お世話様です。 質問はタイトル通りなのですが、トーンアームの「コンプライアンス」や カートリッジの「コンプライアンス」とかがあるそうですが、 大きければ良いのか、単なる仕様なのかが分りません。理想的な数値とかあるのでしょうか。 プレーヤーはデノンDP-1300Mk2、カートリッジはAT-OC9ML/II、DL-103等です。 よろしくお願いします。

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回答No.1

トーンアームは、一般的にはトレーサビリティーといいますね。 追従性です。 トレーサビリティが高いと、偏心や反りに対する追従が良くなりますが、 あまり高いとカートリッジのコンプライアンスとの関係で 針飛びが発生したりします。 局用のものはロングアームでモーメントが大きくトレーサビリティが 低く設計されています。 コンプライアンスは針先の忠実度です。 音溝のゆれにどれだけ素直に反応するかです。 コンプライアンスは高いに越したことはありません。 しかし、可聴域外の重低音や床振動を拾うことになり、 ウーファーに負担を掛けます。 そのため、アンプに「サブソニックフィルター」が必要になります。 通常15~20Hz以下を減衰させます。 また、コンプライアンスが高すぎると、局所的に反った盤のとき、 稀に胴体着陸します。 トレーサビリティが高いショートアーム、コンプライアンスが高いカートリッジ、 という組み合わせが民生機では一般的ですが、 このアームにコンプライアンスが低いカートリッジを組み合わせますと、 大音量の音溝時、いとも簡単に針が飛びます。偏心と見て、アームが反応するのです。 従って局用ではトレーサビリティを中庸とし、そのようなことを防止しているのです。 また、胴体着陸を防ぐため、コンプライアンスも中庸のものを使います。 数値については、もはや記憶にありません。すみません。

renewallife
質問者

お礼

早速のご回答有り難うございます。 分りやすくて参考になりました。

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