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心理学の先端分野を知りたい
世界の心理学で先端の分野/研究はどのようにして知ることができるのでしょうか??また、論文などはどうやって探せば良いのでしょうか。アメリカでは○○の研究が進んでいるなどと聞きますが、どやって調べたのでしょうか?恥ずかしながら、まず何をしたら良いのか、さっぱり分りません。あまりに無知な自分がお恥ずかしいですが、どなたかお教えいただけませんでしょうか?
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- Diogenesis
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#2です。 先の回答では学会やジャーナル(それもアメリカの)の話に終始しましたが, 最先端の研究に触れる方法はほかにもあります。 最近は研究者個人,研究室,あるいは研究プロジェクト単位でウェブサイトを開設する例が増えてきました。 そのようなサイトではアクセス制限なしに研究論文の全文を公開していることがあり, 有効な情報源となりえます。 たとえば,下記URLは いま世界で最も活動的な心理学者のひとりと目される(心理学者と思っていない人も多いけど) Steven Pinker 氏のサイトの論文リストのページです。 リストアップされている論文の大半は PDF や HTML ファイルで読むことができます。 ■Steven Pinker/Selected Articles in Academic Journals and Books http://pinker.wjh.harvard.edu/articles/index.html 日本人研究者もがんばってますよ。 たとえばこちら。 論文ページはまだ準備中のようですが。 ■下條潜在脳機能プロジェクト http://impbrain.shimojo.jst.go.jp/jpn/index_jpn.html こちらは心理学者が拠点リーダとなっている慶應義塾大学のグローバルCOEプログラムのサイト。 ■論理と感性の先端的教育研究拠点 http://www.carls.keio.ac.jp/ 「常識や雰囲気に流されやすい人は論理的に考える際に活発になる右脳の部位の働きが弱い」 とかいう見出しで少し前にニュースでも取りあげられた Brain Research誌9月号所収の論文もこのCOEプログラムの成果の一つです。 ■慶應義塾/プレスリリース/グローバルCOEプログラム「論理と感性の先端的教育研究拠点」研究 論理的思考の脳内機構を解明 http://www.keio.ac.jp/ja/press_release/2009/kr7a43000001mq0h.html これは脳科学であって心理学ではないだろなんて言うやつは...素人です(断言)。
- orrorin
- ベストアンサー率65% (88/134)
最先端というと論文を読むしかないのですが、元手をかけずに検索するならば、google scholar かPubMed でしょうかね。 興味のあるテーマで検索をかけて、ひっかかった論文の載っている雑誌を特定し、最新号から2~3年分ぐらいの目次に目を通せば、おおまかな動向はわかるでしょう。 同時に参考文献表から少しずつ辿っていくのも手です。 引用元雑誌の最新号をみるという作業を繰り返せば、興味ある分野を集中的に扱っている雑誌を5個以下に絞り込めると思います。 広く浅く知りたいということであれば、Scientific American(ないしは日経サイエンス)なんかもおすすめです。
- Diogenesis
- ベストアンサー率49% (859/1722)
心理学の先端的な論文を読みたいということなら, やはり American Psychological Association (APA)発行の Journal of Experimental Psychology (JEP)だとか Journal of Personality and Social Psychology (JPSP)だとかいった 学術誌に掲載されたものということになるでしょう。 APAのジャーナル一覧が下記URLにあります。 ■APA Journals/Journals By Title (Alphabetical Listing) http://www.apa.org/journals/by_title.html もっとも 分野の細分化に伴って学術誌の種類も非常に多くなっています。 たとえば Journal of Experimental Psychology ひとつ取ってみても, General Applied Animal Behavior Processes Human Perception and Performance Learning, Memory, and Cognition という5つの分野別に編集・発行されています。 そして心理学徒であっても異なる専門分野の論文はよく理解できないというのが現実です。 また大学の心理学研究室でもすべての雑誌を購読しているわけではないので, 研究に資する目的なら「虫の視点」であらかじめ分野とテーマ,キーワードを絞り込み, 論文の所在を確認しておく必要があります。 「鳥の視点で」もう少し広く浅く概観したいというのなら, 同じくAPAが発行している American Psychologist あたりがうってつけかもしれません。 近年注目を浴びてきたテーマに関連する研究を総括したり, 古典的な研究に現代的視点から光を当てて再評価したりといった レヴュー中心の学術誌です。 購読している研究室は多いはずですし, いくつかの論文はウェブ上でも読めるようになっています。 ■APA Jornals/American Psychologist http://www.apa.org/journals/amp/ もうひとつ。 心理学の科学性を重視して, 玉石混交のAPAと袂を分かった研究者が集う下記学会の動向にも注目しておいてください。 こちらは会員以外にはやや閉鎖的ですが。 ■Association for Psychological Science/APS Jounals http://www.psychologicalscience.org/journals/
- jinseiwalk
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まず心理学の学会に入ることでしょう。そこで会合や冊子が送られてきますので最先端のことも書いていたります。 大きな流れとして今は第4世代にあることはご存知ですね。それはトランスパーソナル心理学といわれていて、日本にも学会が二つあります。 そこでの会合がある意味最先端かもしれませんが、東洋心理学を標榜している人からすれば時代遅れでしょう。 また、いまだにユングフロイトに固執する人もいますし、彼らは臨床で心理学の元は社会心理学というグループもあります。 最先端知るのは全部ググって調べてください。