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終身刑
もし死刑制度を廃止して終身刑を設けた場合、 コストがかかる、などのデメリットがいくつかあると思いますが そのデメリットを少しでも減らすための法律をつくるとしたら どのようなものが考えられるでしょうか? 意見を下さい。よろしくお願いします。
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- yonesuke35
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大反対のかたも多いと思いますが、個人的には悪意のある殺人は 1人殺人しただけでも死刑。 さらに民事でも1千万円以上の犯罪は 死刑にしてほしいと思っています。 なぜなら1千万円で殺人を請け負う人はたくさんいるから。 犯罪者を刑務所で保護することの意義を福祉の最終段階捉えているようです。 しかし問題は生活保護以上のコストがかかるということです。 世界には飢餓で苦しむ人がたくさんいます。 貧しい国に犯罪者を輸送して最低額で刑に服してもらえば貧しい国にも少しは恩恵が与えられるし、日本の税金も少しは節約できると思います。
- nep0707
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No.1さんが実に的確な回答をしているので、ほとんどme too回答になりそうですが… 日本には(刑法的な意味での)「終身刑」はすでにあります。無期刑と終身刑に刑の性質としての違いはありません。 また、「刑務所から絶対に出られない無期刑」という意味での終身刑を採用している国はほとんどないです。 いわゆる仮釈放のない終身刑を採用している国はアメリカ、イギリス、スウェーデン等がありますが、これらも「刑務所から絶対に出られない」刑ではありません。 で、「刑務所から絶対に出られない無期刑」については… >コストがかかる、などのデメリットがいくつかあると思いますが 現実的には、コストの問題は小さいと思います。 No.1さんも書かれているとおり、今も仮釈放しない形での運用は可能で、実際に数人の無期刑受刑者は40年以上収監されていますし、死刑確定から執行までだって実質的には年単位で拘置し続ける以上、お金、キャパシティの両面からそんなに変わらないでしょう。 むしろ、人道的観点や刑務所内での治安・秩序維持の問題のほうが大きいと思います。 そして、そのデメリットの根になる理由は結局「受刑者の社会復帰の可能性を奪っている」ことにありますから… >デメリットを少しでも減らすための法律をつくるとしたら 「受刑者の社会復帰の可能性を奪わない」、つまり現在の日本、もしくは多くの無期刑を設定している国の制度のようにするのがよい、ということになります。
いくつか誤解があるようですが。世界的に見て仮釈放のない「本当の終身刑」がある国はそうおおくはないです。「終身刑」「無期懲役」は実は翻訳上の問題だったりするわけです。 また「無期懲役」で10年程度で仮釈放になることは法律的にはありうるのですが運用上、現在はほとんどありません。 http://www.geocities.jp/y_20_06/q_a.html 「仮釈放のない無期懲役」は運用上存在していますよ。 現在検察庁は特定の無期懲役案件に関して、仮釈放の申請がなされた場合であっても同意しない旨の運用をするための通達というものを出しているそうです。 http://www.jca.apc.org/cpr/2002/kensatu.html