現行刑法で終身刑をつくるのは無意味だと思います。終身刑は死ぬまで刑務所と言うことですね?社会復帰が叶わないということですね?なら、なぜ生かしているのですか?その非人道的な措置に対しての説明をお願いします。
終身刑は禁固刑なのですね?収監されて労働はせず、死ぬまで社会復帰が叶わない。そう理解します。
なぜなら、懲役刑でしたら無期懲役刑がすでに日本にはあります。この裁定を受けた受刑者は生涯、社会復帰が叶わない可能性もある受刑者も設けていますのでこの制度を強化すればそれで足りるはずです。この場合、禁固刑である終身刑は労働を強要されませんから、一切の収入がないのに対して、無期懲役刑は労働を義務化してますから労働により対価があります。従って収監における国庫負担は終身刑は増えるが無期懲役刑は前年並みとなり終身刑導入により国庫負担すなわち国民の税金が増えると言うことになります。これに対して日本国国民がどのような同意ができるのでしょうか?
また、終身刑は余生は刑務所暮らしが前提です。無期懲役刑は本人の服役態度によっては刑期の短縮、すなわち社会復帰もあります。一生収監されてる立場と
社会復帰が僅かながら残っている立場となら、刑務所における服役態度が違います。前者は自暴自棄になり刑務官に反抗するものを
想定できますが、後者は望みを刑務官がとくことに
よって服役態度を改めることが可能でしょう。
前者の困ったちゃんを増やすために終身刑を用意されるのでしょうか?
もし、終身刑を用意するにしても、社会復帰への道を用意した制度でなければ、なんら意味のない制度ではないでしょうか?社会復帰の希望も残した制度であるなら、別に改めて終身刑を作らずとも現行の無期懲役刑でよいではないですか?しかも、終身刑が非生産活動なのに対して、無期懲役刑は生産活動を義務化しているのですから、少なくとも無期懲役刑の方が国庫負担が少なくなります。
これらを踏まえて終身刑が必要な意味を教えてください。
人殺しである死刑は野蛮であるから、社会復帰不可能な終身刑を用意するってだけの論法ですよね?
それで、犯罪は減りますか?そこが一番の問題。
私はそれでは減らないと思います。そして国庫負担も増えると思います。要するに刑法とはその戒めにより犯罪を抑制する効果を求めるものですし また、犯罪者への反省を促し再犯を防止する役目を担うものですから、本人の社会復帰を絶望にしたことで、その目的が達成されるとは思いません。社会復帰は可能にしましょう。国庫負担も軽減したいですね。
ならば、わざわざ終身刑を用意せずとも無期懲役刑でよいのではないでしょうか?
お礼
回答ありがとうございます。