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着物を着やすくするには?
- 着物の着付けをもっと簡単にしたら、着物人口が増えるのではないかと思っています。
- ひもで縛るところなので、ジンベイのようなひもを備え付けておくとか、見た目はあれですがマジックテープでつけるようにするとか、着物のサイズを自分のジャストサイズで作るようにしてもらうとかです。
- 帯はそのままでいいと思っていますが、夏が暑そうなのは帯のせいかなと思うと、安価なすずしい素材を探した方がいいかな、などと思っています。
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glucklichさん おはようございます。 回答、喜んでいただけて良かったです。 私が習った所は、名古屋の『着らく』という所です。 http://blogs.dion.ne.jp/gonhanaten160/ 誰でも3回習えば、浴衣から訪問着まで一人で着られるようになりますよ。 えー!さすがにそれはウソでしょ~と思われるかも知れませんが本当です(笑) 私も最初は半信半疑で行ったのですが、 考えてみれば昔はみんな着物だったのですから、一人で着られるまでに何ヶ月もかかるようでは生活できてないですよね(^^;) 『着らく』に行く時は、一般的な着付け教室で言われている「常識」を、一度全部捨てて行かれた方がいいですよ。 それから、私は着物で家事などもしていますが、浮世絵のように胸がはだける事はありません。 庶民の着方といっても、ちゃんと現代のTPOに沿った着方です。 見た目はごく普通の着物姿ですが、補正や無駄な道具を使わないので、外から見えない部分が楽で動きやすいのです。 授業料は一回千円で、自分の着物を持って行ってもいいし、持って無ければ必要な物は全て貸してもらえます。 私は手ブラで習いに行きました。 県外にお住まいでも、交通費込みでも普通の着付け教室に通うより安いと思います。
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- AM-mary
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着物は完成された衣服なので、特に改良の余地はないと思いますよ。 着物人口が増えないのは、着付け教室が「着づらい着方」を教えているのが原因です。 私は、戦前から庶民の間で受け継がれた「普段着の着方」で着物を習ったので、初めて着物を手にしたその日から自分で着られるようになりました。 見た目は、一般的な着物の着姿と何も変わらないように見えますが、どんなに激しく動いても着崩れが全く起こりません。 バイキングに行ってお腹いっぱい食べる事もでき、洋服となんら変わりません。 ちゃんと正しく着られれば、今の着物の形で全く問題ないんです。 だた、現在、多くの人は正しい着方は着付け教室が教えてくれると思い込んでいるので、着物が難しく、窮屈な存在になってしまっているのです。 着付け教室の教えている着方は、着づらいばかりで全く合理的ではありません。 昔の日本人、特に着物でアクティブに活動していた庶民は、あんな着方はしていませんでした。 どんなに素晴らしい道具でも、使い方が間違っていれば機能を発揮できないのと一緒です。 着物が親しみやすい衣服に戻る為には、着付け教室が日本から消える事が必要だと思います。
お礼
すごい。驚きました。 実は、絵巻物や屏風などに描かれる昔の日本人の絵ではあんなに着崩しているのにどうして今は? と思っていたので、まさかその質問をしてもいないのに回答をいただけるとは思っていませんでした。 ありがとうございます。 >だた、現在、多くの人は正しい着方は着付け教室が教えてくれると思い込んでいるので、着物が難しく、窮屈な存在になってしまっているのです。 本当にその通りだと思います。 着たいのに着たくない思いを感じている人が、今現在いったい何万人いることか。 しかし着付け教室がなくなってしまうと、今度はさらに縁遠くなりそうなので 回答者さんが知っている着付け教室が増えることを私は願います。 AM-maryさん。もし可能なら その着方を教えているサイトさん(あるならば)や場所 そういう着方をしている人がいる環境や、年代を教えていただけないでしょうか。あると分かっていても、着方の名称などもありそうにないので、足がかりが少なく、たいていの人は見つけられずに終わってしまいそうです。私もまだ調べていませんが、あまり自信がありません。 見つからなかった、ということにならないためにも、よろしくお願いします。 また最後にもうひとつ、可能なら教えていただきたいのですが 私が見た昔の絵では、その……女性の胸元がはだけまくっていまして私には恥ずかしすぎると思いました。 回答者さんの知っている着方では女性の胸元もはだけないでいられるか、教えていただきたいです。 お礼のはずが質問ばかりになってしまって申し訳ございません。 ひとまず、今回のご回答、とってもありがたかったです。心より感謝申し上げます。 むしろ回答者さんが着付け教室をつくってくれたらいいなぁ、などと思いました。だいぶ本気混じりで。 回答ありがとうございました。
- maccha_neko
- ベストアンサー率33% (465/1379)
簡単に着られるような工夫は既に色々ありますね. でも,考えてみたら昔の人はみんな着物で過ごしていたわけで,慣れてしまえばそれほど面倒でも厄介なものでも無いみたいですね.実際に普段から着物で過ごしている方は,布を体に巻くだけなので洋服より楽だし,家事も不自由ないし,自転車だって乗れるよ・・と言っています. 着物が面倒というのは着物が特別な日の衣装となってしまっているので,普段とのあまりの違いに面倒くささを感じているというのが一番大きな原因でしょうか. とりあえず洗濯機でガラガラと洗ってしまっても惜しくないような一重の着物を(古着などが良いでしょうか?)あまり決まりごとなどを気にせずに部屋着として利用して生活されてみると良いんじゃないかな?と思います. あとは・・ですけど男性同様についたけで着てしまうというのも一手だと思います.歴史を遡れば別にそういう時代もあったわけですし,それなら前開きのワンピースのように前で合わせてあとは帯(こちらもベルト式にしますか?)で押さえるだけでしょう.
お礼
回答ありがとうございます。 普段との違いに面倒くささを感じる、まったくその通りでした。 洋服より楽、というのが衝撃です。 他の方の意見でも同じことを思いましたが、意外と楽そうですね。 もしかしたら私や、たぶん一般の多くの人が着物を「大変なもの」だと考えてしまうのは、そういう工夫がされているという宣伝が不足しているからかも知れないと思いました。 日本人は外交下手と聞きますから、アピール下手でもあるのかも。 私は造っている方に提案するのではなくて、多くの人に知らせるように努力しようかと思います。 質問は、まだ誰かが新しい提案などしてくれるかもしれないので(それが専門の方の目にとまるかもしれないので)このまま締めきらずにおきます。 ポイントを差し上げられず申し訳ありません。 ありがとうございました。
- asebi-0806
- ベストアンサー率39% (1265/3233)
ヒモやマジックテープ付きの着物。 すでにありますよ。提唱している方はいてノウハウを考案されています。 しかし既製品として多量に販売するには至ってないようです。 二部式きものとか、簡易きものとか言う形のものはオーダーやセミオーダーで販売されています。 かなり昔には、国際線のスチュワーデスが簡易着物を着てサービスを行うという事もしていました。 そういった特別なものでなくても手持ちの着物をちょっと加工して子供の着物のようにヒモをつけたり「あげ」をしたりすれば簡単に着られる方法はあります。 着物のサイズをジャストサイズにする。 新しく着物を誂える場合はジャストサイズで作るのが常識です。 お下がりや古着の場合、自分のサイズに合っていないだけのこと。 それとも洋服のように着付け要らずの裁断にするという意味なのでしょうか? いちおう対丈(ついだけ)の着物というのがあって、男性の着物のように羽織るだけで着られるものもあります。 夏の帯の素材 実は安価な素材は暑いのです。軽くて涼しい夏の帯は昔からありますよ。 ただ、希少価値から現在ではむしろそれが高価なものになってしまっています。 安価にそれを実現できたら朗報だと思いますが、人口繊維では限界があるのが現実。 質の良いものを安く手に入れられるようになるには、おっしゃる通り着物人口を増やして需要が高まるのが一番の道です。 そのために戦後の着物業界では生き残りをかけて様々な試みがされてきました。 結構、思いきった型破りな発想もたくさんあったのです。 詐欺まがい商法がはびこったりして和服に対する印象を悪くしてしまった事もありました。 なかなかに厳しい業界なんですね。 しかし、21世紀を迎えた今も再び着物ブームが訪れたりと、大きな発展こそなくても死に絶える事がないのが着物です。 伝統や文化を担う一面を持ちながら、実は時代や流行に大変に敏感に変化し続けています。 でも、なぜいろいろと厳しい境遇に遭いながらも着物は不滅なのでしょうか? やはりそれは伝統に培われた染織の技術と文化だと思うのです。 世界中のどこにも日本の着物ほど多彩で芸術的なシルクはありません。 その技術だけはずっと残して行かなければならないものだろうし、きっと残って行くと思います。 お金のない若い方は安価で手軽な着物から入って頂いていいと思います。 着物人口が増える工夫は大歓迎です。 でも最後は本物の価値を理解して、次世代にその良さを伝えて行けるのが理想かな、と思います。 だからいろんな着物があっていいし、いろんな発想があって良いと思います。 選びとる方も色々なんですから。
お礼
回答とそして詳しい説明ありがとうございます。 久しぶりに自分の無知を痛感しました。知らないことを教えていただけるのは、こんなに嬉しいものなのだと、思いだせて幸せです。ありがとうございます。 なるほど、すでに色々考えられているんですね。 先を越されたーっと思いつつ喜んでしまいます。 読んでいましたら今の私にもどうにか手が届きそうな気がしてきました。機会を見て着始めようと思います。今はまだその時ではないと感じるので、少ししてから、必ず。 ありがとうございました。 また、最後の「本物の価値を理解して、次世代にその良さを伝えて行けるのが理想かな」というものは、 すでに理想に向かうよう行われてきている、と私は感じます。あまりに「本物」を見せつけられて高根の花と思いこんでいたくらいですから。 着物は本当に綺麗だと思います。 それでは、ありがとうございました。
補足
質問は、まだ誰かが新しい提案などしてくれるかもしれないので(それが専門の方の目にとまるかもしれないので)このまま締めきらずにおきます。 ポイントを差し上げられず申し訳ありません。 ありがとうございました。
お礼
回答ありがとうございます! 気づかないかなぁ、と思ってしばらくのぞきに来ていなかったのですが、ずいぶん前に回答いただいていたようで、本当にありがとうございます。 名古屋は行ったことがないのですが、もともと一石二鳥が好きなので、旅行と着付けが両方できると分かったため俄然いく気がわきました。 普通の着付けは、成人式や卒業式に着させてもらったのと、浴衣を自力で来たくらいしかないので、気兼ねなく行こうと思います。 一回千円とかもう、涙が出てくるほどの良心に感激です。 わざわざ教えて下さりありがとうございました。 一回千円なら着物人口もかなり増えそうですね。未来が楽しみです。 それから、着やすい着方があるということが分かったので、回答もしめ切りたいと思います。 道具について、着方について、それぞれ私以外の人にとっても貴重な意見になっていることとと思います。 皆さまありがとうございました。