仕事のおもしろい、おもしろくない、は本人が何に興味を持っているかによります。
仕事には、仕事自体のほかに人間関係、給料等の別の要素もあり、何を一番に求めるかもよるでしょう。
人間関係では格段に企業のほうがいいように、思うので、そういったものを重視する場合にはつらいかもしれません。企業のカラーによって合う合わないはあるかもしれませんが、企業は基本的にチームで行動し、人との関わりは不可欠なものであると思います。働くと同時に人との交流も生まれ、自分が社会の一員であると認識できます。
一方、特許事務所では(これも事務所に多少よるとは思いますが)、あまりチーム作業の仕事ではなく、所員一人ひとりが個人商店のような一面があります。1日全く誰とも会話しないことも可能です。社会からの疎外感を感じることもしばしばです。
仕事の内容が何よりも好きで、生きがいを感じていれば、耐えられるかもしれませんが、決して楽しい職場ではありません。または、ある程度干渉されないのが好きな人はいいかもしれません。また、職場の雰囲気は所員の努力次第でも変わります。あなたが交流を深める努力をしたり、そういう楽しい雰囲気の職場もあるかもしれません。
つまり、弁理士の仕事がおもしろいかどうかは、まずは弁理士の仕事自体がおもしろいかどうかで決まり、地味で地道な作業だけれど、考えるのが好きなひと、責任感のあるひと、文章を書くのが好きなひと、向上心、勉強意欲のあるひと等にとっては、あとはやりがいさえ感じされればおもしろく、得るものも多い仕事だと思います。
決して派手でエキサイティングな仕事ではなく、日々淡々と、しかし期日に追われ忙しい仕事です。
お礼
弁理士の仕事は、純粋に仕事内容が好きかどうかで面白いかどうか反映されるのですね。この事はどの職業でも共通されることだと思いますが、弁理士は孤独な仕事でお二方とも「楽しいとはいえない」との意見で弁理士の新しい一面を知ることができました。 自分の性格とよく照らし合わせて考えてみます。 ありがとうございました。