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日食の計算してて疑問がありますw
http://www.astro.sci.yamaguchi-u.ac.jp/~kenta/eclipse/Eclipse.pdf の、 5ページの1-1力学時、日本標準時 の項目の記述で、 ΔTとして、2009年にはおよそ66秒を引くようですが、 1年に1秒ほど増えていくと、ここに書いてあるんですけど、 この1年に1秒は最近の話ですよね? そうでないと、2009-66=1943年には、自転が遅くなっていないし、1942年は、1秒早い?とかいう、意味不になるので。 これは、いつの時代を基準にして、そこから66秒現在遅れてるとしてるんですか?
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>1年に1秒ほど増えていくと、ここに書いてあるんですけど、 直近50年くらいを見ると、実際にはもう少し少ないようですが、 今後、日食の計算を試行される場合には必ず「δT」の計算が必要と なりますので、Nasaのサイトも参照ください。 規則的な変化ではないので、年代毎に、以下のような計算が必要です。 http://eclipse.gsfc.nasa.gov/SEhelp/deltatpoly2004.html #過去の値は実績を近似しているからまだ良いですが、未来の値は #あくまで推測値です・・ 【過去の値は】 http://eclipse.gsfc.nasa.gov/SEhelp/deltat2004.html#tab1
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- dora_777
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ΔTは「地球の自転が少しずつ遅くなっている効果を表す時間」と 説明されていますが、「時刻体系の差異の分の補正」も含みます。 ------------------------------ 力学時 ... 力学計算に用いる時刻 | 32.184秒(正確に) 国際原子時(TAI) ... 原子時計による時刻 | 34秒(2009年時点での値。正確に) 協定世界時(UTC) ... UT1に合わせてTAI を整数秒単位で補正した時刻 | α (±0.9秒以下) 世界時(UT(UT1)) ... 地球の自転に合わせた時刻 地球と太陽の位置関係などは力学時で計算するが、 実際の自転に合わせるにはUT1にあわせる、ということ → で、ΔTとしては 66.184+α 秒ですが、 精度的に 66でいいでしょう、ということ どうせ時計の時刻は きっちり合わせててもUTCですし。 ---------------------------------- 定義について ・TAI で1977年1月1日0時0分0秒を 力学時で1977年1月1.0003725日とする。 (1977年1月1日0時0分32.184秒) ・ TAI と UT2 は 1958年1月1日0時 が一致 (ただしUT1とUT2も補正の違いの分ずれている) TAIとUTCの差の補正は結局「UT1」とのずれ由来なので、 UT2とどれくらいずれているかは計算に現れない。 ・αは自転速度の変化によるので予測できませんが、 0.9より大きくなるようであればうるう秒として 協定世界時(UTC)に1 秒加減するので常に±0.9秒以下。 実際マイナスしたことはないようですが。 -------------------------------------------------- 参考↓ ・時刻体系について http://www.ffortune.net/calen/calen/zikoku-taikei.htm ・国際原子時・協定世界時とうるう秒 http://jjy.nict.go.jp/mission/page1.html
お礼
・時刻体系について http://www.ffortune.net/calen/calen/zikoku-taikei.htm は、文字で書かれただけだと、正直わからなかったです 数学でわからないことでいじめ慣れてるので、流し読みしましたw (あたしは、数理物理専攻です) TAI で1977年1月1日0時0分0秒を 力学時で1977年1月1.0003725日とする。 っていうことだけは、わかりました。 引き続き、(他の別の勉強もしながら)日食のテキストを読むので、またなにかあったらおねがいします★
補足
ありがとうございます★ ちょっと理解にまだ時間かかるので、仮にお礼という形で・・・ 参考URLもいただいたので、ちょっと整理しないとわからないです。 いちおう消化したら、またお礼書きます!
お礼
Nasaのサイトは、計算のからくりはまったくわからないですが、非常によくわかりました★ This expression is derived from estimated values of ΔT in the years 2010 and 2050. The value for 2010 (66.9 seconds) is based on a linearly extrapolation from 2005 using 0.39 seconds/year (average from 1995 to 2005). The value for 2050 (93 seconds) is linearly extrapolated from 2010 using 0.66 seconds/year (average rate from 1901 to 2000). と言っていますから、NASAと山口大の資料のΔTの定義が一致していることを前提にすれば、 2005年まで0.39 seconds/yearなので、 「1年に1秒ほど増えていく」というのは、ちょっと多い値ですね 天文少女していなかったので、はじめてNASAのページみました 初学者なので、細かいところにとらわれず、完読したいと思いますので、 またなにかあったらお願いします。 (ゆっくり読むので) 0.39 seconds/yearというふうに理解しましたので、問題あれば、他の人でもコメントください ありがとうございます★