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城を建てた大工の棟梁の子孫
宮大工は脈々と現在に続いていますが、城大工(こんな言葉はないと思いますが)は秘密を知っているので生かしておけないということで、自殺に追い込んだり、あるいは殺害されたりしたと聞いたことがあります。 この話の真偽はともかく、城大工の子孫の方は現在もいらっしゃるのでしょうか。 Netで公表されている方だけでよいですから、教えてください。 よろしくお願いします。
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一番有名なのは↓でしょうか。 http://tairyudo.com/tukan05/tukan5734.htm いちいち殺してたら、次に城が必要になったとき、大いに困るんじゃないですか? 支配領域の境界なんて、しょっちゅう変わるんだし。
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- oska
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>城大工は秘密を知っているので生かしておけないということで、自殺に追い込んだり、あるいは殺害されたりしたと聞いたことがあります。 これは、江戸幕府までの出来事ですね。 戦国時代・信長・秀吉時代には、機密保持の目的で大工・石工を殺害していたようです。 ただ、江戸時代になり「城は戦闘目的でなく、権威の象徴」として存在します。家光以降は、特にこの傾向が顕著ですね。 ですから、各藩(1万石以上の城持ち)大名は「大工・石工を家臣団に組み入れ」ました。 城の維持・管理に必要だったのが原因です。 >城大工の子孫の方は現在もいらっしゃるのでしょうか。 各藩毎に「おかかえ大工・石工」が存在していましたから、今でも子孫の型は存在します。 ただ、今でも大工を生業としているか?といえば???ですね。 藩主でも市長・県知事になっている子孫は、小数です。 徳川将軍家直系子孫は、日本郵船に勤務していましたし、慶喜直系子孫は写真家です。藩お抱え大工でも、同様です。 藩お抱え医者の場合は、多くの子孫の方が医者をしています。 ここで実名を書く事は問題がありますから、質問者さまの方でご確認下さい。 【自分の力で確認する方法】 1.各藩の藩士録(図書館にあります)から、大工など修繕を担当する職種(作事奉行?・与力格など)を探します。 2.その名前を元に、電話帳などで調べる。 3.アポを取り、子孫の方へお伺いする。 【直接旧藩関係者に確認する方法】 各藩には、「旧藩関係者の団体」が存在しています。 江戸幕府関係者の「柳営会」、讃岐高松藩の「松平公益会」など。 これら団体に相談すれば、(遊びでない限り)対応してくれる可能性があります。 また、地域によっても「例えば○○史談会」なる歴史愛好会が存在します。 これらに確認する事も、可能でしようね。 質問に対する答えになっていませんが、参考までに。 子孫の方によっては、先祖の事は「大きなお世話」である場合も多いのです。
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近代になってからも宮大工は寺社を建て、船大工は船を造っていましたが、城は17世紀初頭、全国いっせいに建てられて以来、明治・大正期の建築例はないと思います。 「城大工」という名が生まれなかったのはこんな理由かな、と思っています。 専門的な技術・技能をもっていた大工の棟梁は、いったいどうなったのだろうと思いました。 私の単純な発想で、現在○○組や○○建設と名乗っている建設業者の中には、かっては「城大工」だったことを誇りにしている方もいらっしゃるのではないかと思って質問しました。 「おかかえ大工・石工」を調べてみます。 ご回答ありがとうございました。
お礼
ご回答ありがとうございます。 URLはたいへん参考になりました。 幕府の要職であった方のご子孫が貴重な史料を受け継いで今も活躍されているのですね。