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異なるインピーダンス
CDアンプとスピーカーのインピーダンスについてです。 ケンウッドのCDアンプとオンキヨーのスピーカーを持っております。 CDアンプはインピーダンスが6オーム、スピーカーは5オームです。 ほかの質問にはスピーカーのインピーダンスが高い場合についての記述がありましたが、逆の場合はどうでしょう? ご教示願います。
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電子機器の開発に従事している者です。 オーディオアンプの出力インピーダンスは、真空管アンプを除いて理論的にはほぼゼロです。そこに6オームと記載されているのは、6オームのスピーカーを接続することを念頭に設計しています、ということで、アンプのインピーダンスのことではありません。 今時のメーカー製アンプには必ず保護回路がついていますので、スピーカーのインピーダンスの選択が悪くて壊すことはありません。実際に使ってみて、問題が起きなければそのまま使用し続けても大丈夫です。 ちなみに、家庭用オーディオの世界では、出力と入力のインピーダンスを揃える(インピーダンスマッチング)ことを、まずしません。プロ用でもそういうケースは多いです。こういうケースを、”ロー送りハイ受け”といいます。送り出し側より受け側のインピーダンスが充分高ければ良し、という意味です。
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- iBook 2001(@iBook-2001)
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はじめまして♪ スピーカーのインピーダンスは、現実的に最低値を保証する物でもなく、精密な測定値とは一致しないのが通例です。 昔は 4、8、16オーム の様に、倍の表記で表した物です。 (たぶん、昔の表記ですと4オームかな?) アンプ側からみますと、半導体アンプの大多数が、一定の電圧まで増幅が出来た電力を出力します。 この時、能力いっぱいの電圧を出した場合、測定の抵抗(測定にはスピーカーを使わない場合がほとんどです。)が、より低い抵抗だと電流がたくさん流れて、カタログ表記のワット数が大きく書けます。(例、4オーム50W 8オーム25Wなど) この考えでいくと、スピーカーケーブルをショートさせ、0オームなら無限大ワット出る事になるのですが、アンプの回路には限界があり、壊れる事になります。 一般的には家庭のブレーカーが落ちるのですが、その前にアンプには保護回路があり、壊れるような電流が流れたら回路が遮断されるのが一般的です。 しかし、保護回路が働く寸前の状態で使い続ける事も、良い使い方とは思えません。 具体的には対応インピーダンスの半分以上の接続状態で、使ってみて、ボリュームが半分以下で、アンプが熱くなりすぎないようでしたら、おおむね問題ないと思っても良いと思います。(一般家庭内で、常識的音量の場合に限ってですよ。)
お礼
ありがとうございます。 しばらく普通に使って様子を見てみることにします。詳しい説明に感謝いたします。
- DAV
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スピーカーのインピーダンスは特定の周波数での測定値で、実際に音楽を鳴らしている場合には、低域では少なくなり高域では大きくなりますので、この程度の相違はまったく問題ありませんので安心してお使い下さい。
お礼
ありがとうございます。 少しでもいい音が欲しくて神経質になってたのかもしれません。 感謝いたします。
- saisho_wa_goo
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No.2です。 参考urlよく読んでみたら yuma00さんの疑問の回答は書いてなかったですね。すみません。 補足させて頂きます。 No.2に書いた事(周波数によりΩ値に幅がある事)と、オーディオ雑誌の記事や私の経験から、6Ωと5Ωぐらいのミスマッチは全然気にしなくて大丈夫です。 私は昔、公称6オームのスピーカを公称8Ωのアンプで、かなり大きな音で(隣の部屋ではなく田舎のご近所さんから苦情が来るぐらいの音で)鳴らしていましたが、保護回路が働いたなどという経験は一度もありません。
お礼
ありがとうございます。 サイズの割に手放すには惜しいスピーカーだったので、迷ってましたがこのまま使って行こうと思います。 大変参考になりました。
- saisho_wa_goo
- ベストアンサー率32% (31/96)
昔の引用で失礼します。(文字入力めんどくさい) 参考urlの私の回答をご参照ください。 要するに、6と5ぐらいのミスマッチは全然問題ないです。日本の大手メーカー製であれば、なおさら、ちゃんと保護回路が入ってます。 またスピーカーのインピーダンスは再生周波数によってかなり幅があり、公称5Ωなら最低値3Ωぐらいでしょう。アンプの6Ωという数字も、その辺の安全率も見越した値のハズです。
インピーダンスとは交流における抵抗です。 ** 低いとアンプから電流が余計に流れて。アンプが加熱して故障の原因になります。高いと逆で壊れない。 ** 1オームの抵抗で出力ワット数以上に耐えるものを直列にいれると壊れません。抵抗は周波数特性がフラットなので音質には影響はありませんが、全体の1/6電力を消費しますので音はエネルギーとして5/6となりるでしょう。(予想です。)
お礼
ありがとうございます。ほんの1オームと思って軽く見てましたが、やはり弊害があるのですね。 ちょっと残念です。
お礼
説得力のある説明ありがとうございます。 意外とわかっているようでわかっていない問題のようですね。多くの人たちが参考になる回答だと思います。