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PAスピーカーのインピーダンス

PA用スピーカーの中古で、すごくガッシリしたキャビネットのを見つけたので、なんとなく気になるのですが、インピーダンスが330だったか500だったか、かなり高いみたいです。 これは、どこで高くしているんでしょうか? スピーカーターミナルのあとにある、ネットワークの所で、高い抵抗値の抵抗を挿入して調整してあるのでしょうか? その場合、該当する抵抗を小さい物にすることによって、普通のアンプで8オームや6オームのスピーカーとして接続できるようになるのでしょうか? もしくは、いっそのこと中古のネットワークの基板を買って、交換するほうが現実的でしょうか?

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回答No.7

はじめまして。 放送設備仕様のスピーカーです。 通常は、入力ターミナルの後に「マッチングトランス」という、インピーダンス変換器が繋がっていて、それにより高いインピーダンス「ハイインピーダンス仕様」に合わせています。 アンプとスピーカーの配線が100mとか時には数kmともなる設備音響では長い配線の伝送ロスが低減できることで、このようなハイインピーダンス伝送を行います。 抵抗器を繋いでインピーダンスを高くしますと、抵抗器が音声電力を消費するだけなので、そのような構成は無しです。 例えば、8Ωのスピーカーに72Ωの抵抗器を繋いで、80Ωのスピーカーとした場合、アンプから送り込まれた音声電力の9割が抵抗器で消費され、スピーカー自体は1割でしか動作できません。(むしろ逆効果) 長い配線での伝送ロスが、例えば8Ωあったとします。そうなりますと8Ωのスピーカーの場合、電線で半分のパワーロスがあるため、スピーカーには半分のパワーしか届かなくなってしまいます。 そこで、伝送系を最初からハイインピーダンスで設定しておくと、例えば330Ωであれば8/330、ロスはおおよそ2.4%で済みます。 まぁ、マッチングトランスの部分でも数%のロスはあるでしょうけれど、半分しかスピーカー駆動出来ないのと、9割で駆動できることは、とても大きな違いになりますからね。 こういう範囲とは違う、非常に古い物の中には、もともと出力トランスでわざわざローインピーダンスに対応していた真空管アンプ時代には、スピーカー自体の設計を変えてハイインピーダンススピーカーを使う事も在りました。アンプのしゅつっ力トランスを省ける。という事で低コスト、軽量化ができたのですが、アンプとスピーカーが基本的に専用組み合わせになってしまうのが弱点でしょう。 (一応、大昔の真空管式大型テレビから取り外したスピーカーユニットで400Ωという物を持っています。残念ながら鳴らせる環境はありませんが。。。笑) 古いスピーカーですと、後ろの板(リアバッフル)が外せる構造だったりしますし、難しいようであればターミナル部分やユニット側から内部を確認してみて、マッチングトランスがあった場合、それをパスした配線に変えれば、普通のスピーカーとして活用できると思います。

その他の回答 (6)

  • tetsumyi
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回答No.6

注意点として、このスピーカに通常のオーディオアンプを使って重低音を鳴らそうとするとスピーカが飛びます。 内部のトランスは重低音をカットする性質を持っていますから、直接30Wの低音を入れると想定外の電流が流れてボイスコイルが焼けてしまいますから気をつけてください。

  • John_Papa
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回答No.5

こんにちは。  30(W) × 330(Ω) ≒ 10000(V^2)  √10000 ≒ 100V 所謂100Vラインというやつですね。 100Vラインでスピーカーのインピーダンスが500Ωなら、最大入力20Wということになります。 ハイインピーダンスは他に70Vラインというのも有りますが、あまり一般的ではありません。 他回答にありますとおり、通常はインピーダンスマッチングトランスが入力端子とスピーカーユニット(ネットワーク含む)の中間に挿入されていて、トランスの端子をつなぎ変えて目的の音量を得るようになってます。 スピーカー自身は4~8Ωの普通のインピーダンスが多いでしょう。 マッチングトランスを使わないで直接スピーカーへ繋ぐと、スピーカー自身のインピーダンスで接続という事になります。 かなり以前の高級業務用スピーカーの場合、ハイインピーダンスがネイティブでマッチングトランスが無いって事もあります。(それはそれで不便です) その場合は、業務用のハイインピーダンスアンプを使うか、 通常アンプの出力とスピーカーの間に、下記URLのようなマッチングトランスを一次/2次を入れ替えて、インピーダンスをマッチングさせて使用するくらいしか対処方法がありません。   www.nanzu.jp/syohin/sp_mt.htm

  • fujiyama32
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回答No.4

>PA用スピーカーの中古で、すごくガッシリしたキャビネット 抵抗器ではなく「マッチングトランス」が組み込んであると思い ます。 購入済みでしたら、キャビネットの裏面の板を外します。 内部に「マッチングトランス」が組み込んであるかを確認します。 「トランス」があれば、多分、次の様な仕様になっているはずです。 ・一次側インピーダンス:330Ω(500Ω) ・二次側インピーダンス:8Ω(16Ω) 8Ωまたは16Ωのスピーカーで使用したい場合は、このトランスを 取り除きます。 更にスピーカー端子を絶縁コードをハンダ付けし、このコードを キャビネットの裏面の端子にハンダ付けします。 なお、キャビネットの裏面の板が外れない構造でしたら、 キャビネット前面にスピーカーフレームがネジ止めされています ので、この固定ネジを弛めます。 スピーカーを手前の引き出して、キャビネット内部を覗きます。 これにより「トランス」の有無を確認すると良いでしょう。

  • sailor
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回答No.3

そうですね。マッチングトランスを使ってるならば取り外してしまえば、普通のスピーカーとして使えます。トランスを背負っていれば、トランスなどに一次/二次のインピーダンスが書かれているでしょうから、ユニットのインピーダンスもわかるでしょう。

YAS2015o
質問者

補足

なるほど、かなり想像出来ました! 二次側に表示されているオームが6とか8オームだったら完璧ですね!

  • sailor
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回答No.2

そのように高いインピーダンスの物はマッチングトランスが内蔵されているものがほとんどで、スピーカーユニット自体はごく普通のインピーダンスの物が多いかと思います。 アンプからスピーカまでの距離が大きく離れている場合などに使われる場合が多いのですが、低いインピーダンスのスピーカーだとスピーカーの配線に大きな電流が流れるため、スピーカーまでの配線を太くする必要があるので、スピーカー側にマッチングトランスを入れてインピーダンスを高くして、細い配線でもロスが少なくなるようにしている場合が多いですね。 機種によっては専用のマッチングトランスをアンプ側に接続して、スピーカーユニット自体が高いインピーダンスを持つものもありますが、数としては少ないでしょう。

YAS2015o
質問者

補足

なるほど、ということは開けてみて、トランスで降圧していればトランスを除去すればそのまま使えたりする可能性がありますね! もしダメでもユニットのオーム数で使えるのならば使ってみたいと思います。

  • JP002086
  • ベストアンサー率34% (1535/4403)
回答No.1

ひょっとしてですが・・・・ ワット数と見間違えていませんか? 私の知っている限りでは、どんなユニットでも6か8しかないので。

YAS2015o
質問者

補足

いえ、ホールや講堂用で、ワットは30Wで、インピーダンスは330オームだったと思います。