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真空管アンプとスピーカーのより良い接続について

真空管アンプ(シンプリー2)の出力インピーダンスが「4または8オーム」となっていて、ひとつのスピーカーのプラス端子接続箇所がふたつあります。インピーダンスが6オームのスピーカーの場合、4オーム、8オーム、どちらの端子に接続したほうが良いのでしょうか。よろしくお願いいたします。

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  • miX-Files
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回答No.2

結論は、両方の端子に接続して試聴し、好みに合うほうを選ぶのが正解です。 何というSPをお使いかは分かりませんが、公称インピーダンス6ΩというSPは、全帯域を通してフラットに6Ωと言う訳ではありません。 詳しい説明は省きますが、ある一定ポイント(fo付近)の一番インピーダンスの低いところが6Ωであって、中音域から高音域にかけては多少インピーダンスが上昇します。 そのため、音楽全体で見ると6Ωに固執する必要はありません。(一応の目安です) また、仮に4Ωの端子に8ΩのSPをつないだ場合(逆のケースでも)、見かけ上、出力トランスの1次インピーダンスも変化することになり、歪率と出力の特性が少し変化します。 聴いて分かる程度の変化があるかと思います。 6ΩのSPも同様に、いくらかアンプ側の特性が変化すると考えられますが、微々たるものでしょう。 しかし、いずれの組み合わせでも、通常の使用では真空管にダメージを与えることは全くありません。 自作アンプで、限界ギリギリまで出力を絞り出しているような場合でもなければ一切心配いりません。 真空管アンプユーザーにとっては、ご質問のようなインピーダンスの違いなどは日常茶飯事ですし、アンプメーカーとしてもそれらを踏まえたうえで、(寿命の面でも)余裕を持たせた設計をしています。 私自身も、現在6ΩのSPを4Ωの端子に接続していますが、(私のアンプでは)理論的にいくらか歪が少なくなりそうだったことと、聴感上で決定しました。 何となく…というレベルです。 アンプとの相性もありますから、好みで選択されてよろしいと思います。 決して良い悪い、という違いは存在しません。 余談ですが、入手可能な内に一流品(本物)のスペアチューブ一式と、電源部平滑用の電解コンデンサー類(チューブラ型も)をストックされることをお勧めいたします。 ある種、芸術品のようなシンプリー2、大切になさって下さい。

satocake
質問者

お礼

アバウトでいいんですね。安心しました。ストックのご助言もいただき、ありがとうございます。マトリックス802S3(4オーム)で聴いて楽しんでいますが、ボーズ363(6オーム)の音色も捨てがたいので質問しました。私にとって初めての真空管アンプ「シンプリー2」、眺めているだけでも美しく、魅力的な音色(ハマりました)、大切にします。

その他の回答 (1)

  • old98best
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回答No.1

音質的には「どちらも悪い」です。 インピーダンスが合わないと、音質はわるくなるはずです。 まぁ、「しろうとには分からない」程度なのですけど。 8オーム端子に接続すると、真空管には負荷が重い状態となり、加熱とか劣化の心配が増える反面、スピーカーからの音は大きくなります。 負荷が重いと音質的には、よく言えば「やわらかい」、悪く言えば「ニブい」音になる場合が多いです。 4オーム端子に接続すると、真空管には負荷が軽い状態となり、加熱とか劣化の心配が減る反面、スピーカーからの音は小さくなります。 負荷が軽いと音質的には、よく言えば「研ぎ澄まされた」、悪く言えば「ノイズや歪みが気になる」音になる場合が多いです。 どちらにしても、ダンピングファクターは半導体アンプにはかなうわけはありませんので。 真空管のアウトプットトランス式のダンピングフアクターは良くても10程度、0.2という「一流品」さえあります。 半導体アンプなら、1万円台のアンプでダンピングファクターが200以上というのもありますから。

satocake
質問者

お礼

負荷と音質の傾向、参考になりました。ありがとうございました。

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