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目処(めど)と目途(もくと)
目処と目途の使い分けについて教えてください。 送り仮名に違いがありますか。 PC辞書で「めど」の変換を探すと目途が入っているのもありますね。 これは明らかに誤用ですよね。
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めどはやまと言葉ではないでしょうか。もしそうなら漢字は当て字であり、どちらが正しいというものでもなく、世間で一般的にどう使い分けされているかということに過ぎないと思います。 広辞苑ではめど(目処)もくと(目途)と分けて記載されているだけで説明がなく 不親切です。朝日新聞社の漢字用語辞典では、めど(目処、目途)とあり、私のPCでも、めどで両方が転換できます。 解決のめどがつくとか、目標達成のめどが立ったなどと使われるので、 ものごとがその完成、実現にちかずいたということを意味し、目標とは若干ニュアンスが異なると思います。目標は高くとは言いますが、目途(目処)は高くとはいいませんね(この部分は蛇足です)
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- nayamuotoko
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誤用じゃありません。 使い分けなんですけど、あまり難しく考える必要はありませんよ。 簡単に説明すれば、「目処」というのは本来糸を通す為の針の穴という意味から 「見通し・目星」という意味に使われるんです。例えば「五月を目処に」とか 「完成の目処(見通し)がつく」という使われ方をしています。 しかし、この「目処」という言葉は普通「目途」(めど)という使い方を しますよ。 そして「目途」(もくと)なんですが、これはただ「目標」という意味を漢語的表現にしただけの事です。したがって「目処」と「目途」は基本的には同じ意味です。 あえて言うなら将来の予測的な見通しと目標の違いです。 見通しと目標の意味は同じ漢字である以上意味は同じなんです。 現在使われているのは「目途(めど)」だけですから それだけ知っておけばいいんです。
お礼
めどは目処でも目途でもよい、今は目途を使う、意味も同じということですね。 結論のめどが立ちませんのでここらで締切りとします。 ありがとうございました。 これからは「めど」を使うことにします。
めど 【目処】 大辞林によると 目あて。目標。見当。「仕事の―が立つ」 ――が付・く 見通しがはっきりする。予測がつく。 ――を付・ける 見当をつける。目星をつける。 広辞苑によると 目指すところ。めあて。だいたいの見当。目標。「―がつく」「―が立たない もくと 【目途】 大辞林によると めあて。見込み。 もくと 【目途】 広辞苑によると (1)めあて。目的。 「蓄財の―は/文明論之概略(諭吉)」 (2)目標。めど。「来年完成を―に工事を急ぐ」 どちらも意味には大きな差がないようですが、話し言葉では、【目処】めど は、良く使いますが、【目途】もくと、とは云わないですね。
お礼
両辞典では意味は同じでも目処と目途を分けてあり目途をメドと読むのは誤りということですね。 ありがとうございました。
- aminouchi
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目処(めど):針孔とも書く。本来、糸をとおすための針の穴のことで、 ここから目指すところ・目標・目当てなどの意味が派生した。 さらに、この意味の時、目途とも表記する。 目途(もくと):目標の漢語的表現。めど。 目処という言葉は、日本各地の方言のようで、針孔を「めど」と呼ぶ 所から意味が転じて、この字をあてるようになったようです。それが ほぼ同じ意味の目途と表記され、さらに漢語風に「もくと」と読まれ るようになっていったと考えられます。 だから、原義の針孔を指すとき以外は特に使い分けはないと思います。 したがって、IMEなどの辞書の誤りということもないと思います。
お礼
めどー目処ー目途ーもくとという変遷ということですね。 納得できますね。 ありがとうございました。
- Eivis
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私のPCも「めど」の変換で[目処:メド]も[目途:モクト]も出てきます。 一方、目処は[目指すところ、目当て、目標]。 そして目途も[目当てにすること、目的、めど]。 *(各辞典によれば似たり寄ったりで困ります) 私の考えでは、目処(めど)は口語、話し言葉になりますが 目途(もくと)は普通の会話では使わない・・・つまり「活字語?」だと思います。 PCで「めど」から「目途」が出るのは、外資系の製品だからかだと諦めています。
お礼
ありがとうございました。 活字語でメドと読んだらおかしいのでしょうね。
お礼
目処、目途の両方のっているのですね。 どちらでもいいということでしょうね。 ありがとうございました。