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パニック障害で処方されているワイパックス
私はパニック障害でワイパックスを処方されているのですがワイパックの最高血中濃度時間2時間、半減期12時間というのを見ました。仕事などで一日、緊張が続くことが予想される場合、最初の1錠を飲んでから引き続き不安を抑えるには次に飲むのは何時間後くらいが適切なのでしょうか?
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これは人それぞれになります。基本的に精神科の薬は、どのようなものにしろ増量、減量をしながら、患者さんにあった容量と投薬タイミング、そを検討する過程に十分時間をかけるのが普通です。薬のデータシートには血中濃度のMaxの時間や、半減期が記述されていますが、これは統計的なもので、個人により相当ばらつきがあります。さらにいうと効き方も全く違ってきます。 パニック障害でワイパックスを処方されるのは、頓服的、つまりパニックに陥ったときに飲むかたちでの処方が多いと思われます。効きの早いのでパニックに陥った場合、即効性がある薬で早急にパニックから脱出するという方法です。ワイパックスは即効性があり舌下投与(舌の下でななめて投与するという注射の次に即効性のある投与)を指示される場合もあります。seponnさんの治療方針はこのような頓服的な意味合いが強いのではないでしょうか。これとは別に、毎日定期的に抗不安薬を服用し、抗不安薬の血中濃度を一定に保ち常に不安から距離をおくという治療もおこなわれます。また両方の併用もあります。最近では抗不安薬ではなく抗うつ剤、とくにパキシルが用いられることがおおいようです。この場合、かなり長期的に時間をかけてパニック障害から距離を置いていくという方針です(パキシルなどを使用する場合時間をかけて、状況を観察しながら治療していかないと、逆に副作用のデメリットの方がおおいかもしれません、医師とのコンプライアンスが大事になってきます)。医師と相談して長期型の抗不安薬を毎日朝の飲む等、治療方針を再検討してみてはいかがでしょうか。