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サックスのいろいろ・・質問です。
サックスについて質問です。 初心者です。お願いします! (1)ラッカーとメッキの違いはなんですか? どちらも塗ることですが、音に違いはどう出るのでしょう? (2)ゴールドラッカーが多いですが、ブロンズやアンラッカーや銀メッキも聞いたことがあります。何が違うのですか?? (3)ヤマハのエントリーモデルは掲示板などでは、過小評価をされています。そんなに悪いものですか? 長くなりましたが、おねがいします。。
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1)ラッカーとはすなわち塗料です。鍍金とは、金属の皮膜を表面に施すことです。結局どっちも素材の表面を異質なもので覆うということにはなるのですが、単なる塗料と、金属の皮膜と言うことでかなり差があります。 ラッカーの場合は、素材の音がほとんどそのまま現れます。サックスは普通真鍮製ですから、この真鍮の音がそのまま。多少はしまった音になるようですが。鍍金は、素材の音に、皮膜金属特有の音色がプラスされます。銀メッキならば、柔らかくかつちょっと派手でくらい音になりますし、金メッキなら、明るく密度の濃い音色になります。 2)ブロンズは素材ですね。真鍮と比べて、より明るくクリアな音色になる気がします(よく柔らか味があるって言うんですけど私はそう思えません)この素材の音プラス上述の鍍金の種類の違いによって総合的な音色が決まります。基本的には、その素材本来の音+鍍金の音という印象です。 3)ヤマハのエントリーモデルは世界一の品質といってもいいでしょう。
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- m-teacher
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いろいろな方が専門的なお答えを書かれているので、補足程度に。 私が昔、あるイヴェントで一緒になったサックスのメンバーは、ほとんどがセルマーでした。1人だけクランポン、また1人だけヤマハがいました。でも、このヤマハの人、当時ですから32を使っていましたが、楽器とは似合わずものすごいいい音を出していた記憶があります。 ヤマハの楽器は決して悪くはないです。吹き手によるものが大きいと思います。しかし、よりよいものを求めてしまうものだと思うので、いろいろと吹き比べてみると違いが分かるかもしれません。人によって合う合わないもありますし。 ちなみに私は銀メッキの楽器はどうも合いません。
- pelorat
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(1)ラッカーとメッキの違いはなんですか? どちらも塗ることですが、音に違いはどう出るのでしょう? 表面仕上げの違いです。一般的にはラッカーの方がまろやか、金属メッキは華やかと言われます。 (2)ゴールドラッカーが多いですが、ブロンズやアンラッカーや銀メッキも聞いたことがあります。何が違うのですか?? 防錆等を考えると、金・銀メッキが望ましいのですが、フルート・クラリネット等と異なりメッキ対象面積が大きいため、価格が跳ね上がります。個人的には楽器の表面処理によってこの音がでる、というよりはこういう音が出し易くなるなるという程度のものと考えています。個人的技量の方が大きいです。しかし、出したい音に対してより適した楽器があればそれに越したことは在りません。表面処理にこだわるのは、ある程度習熟して、費用対効果を自分で実感できるようになってからで良いでしょう。 さらに、ブロンズや、アンラッカーともなるとすぐにさびるので手入れも知識が必要になります(好んで錆びた状態にする人も居ますが)。 (3)ヤマハのエントリーモデルは掲示板などでは、過小評価をされています。そんなに悪いものですか? どこまでをエントリーも出るとするかにもよりますが、ヤマハの275、475両シリーズの対象は鼓笛隊や中高吹奏楽部の学校備品です。演奏性能よりも、楽器を初めて持つ小中学生が多少粗雑に扱っても簡単には故障しない頑強性を重視した製品です(それでも壊されますが)。演奏に関しては、やはり吹奏抵抗や音の抜けがかなり上のランクと異なってきますので、62シリーズ以上、できればカスタムの楽器が望ましいと思います。
- adrand
- ベストアンサー率62% (20/32)
サックス15年演奏してます。 1、2、3については、下の方が書かれていますので、補足を。 楽器は、値段に比例していい楽器になっていきます。 ヤマハのエントリーモデルは、楽器として認められるギリギリのラインです。吹きやすいのですが、それは楽器自体が薄いからで(楽器屋でセルマーと持ち比べてください、重さが違います)音もやはり薄っぺらです。 作りはちゃんとしてますが、楽器としておすすめはしません。 ラッカーやメッキもたしかに音が変わりますが、初心者が吹いてわかるほどではないと思います。むしろ楽器メーカーごとの違いとか、安いモデル、高いモデルなどで大きく違うと思います。サックスの場合は、マウスピースが大変種類が多く、特にJAZZ系の奏者はここで音を大きく変える傾向があります。 もし、楽器を買われるんでしたら、ローンを組んでもいいので、セルマーの最高級クラスの普通のラッカー仕上げ(金とか銀ではない)を、おすすめします。人気のあるブランドですし、売る時も比較的高い値段で買ってくれます。あとサックス経験者の人や、先生などに選んでもらう、またはプロが選んだ選定品を買う、など安全な楽器の買い方もありますので、多くの人と相談しながら決めてください。
- A88No8
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こんにちは サックスのカタログを見れば見るほど疑問がわいてきますよね。 本屋さんに行くとTHE SAXを始めとして、いっぱい雑誌が出ていてプロ奏者の試奏比較なんかが記事なっています。 (1)、(2)について楽器屋さんの解説を参考URLで示します。 素材について、仕上げについてとして明快な説明があります。 (3)工業製品としてみた場合は、材料品質、機械加工精度、メッキ技術、組立品質のどの点からも最高だと思います。 ただ、エントリーモデルの性格上(ヤマハが狙ったユーザ対象)と楽器ですからいろんな点のフィーリングで好みが分かれるのは仕方ないでしょう。
- 塾長(@ty470620)
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楽器の専門家ではなく塗装とメッキの専門家としてお答えします。 先ず、ラッカーというのは、素材の上に黄銅(ブラス)をメッキして、そのブラスが空気に触れて黒ずむのを防ぐ為に、石油系から作る透明の塗料であるラッカーを塗ります。これがラッカー仕上げです。 メッキ仕上げは、このりラッカー塗り仕上げをしていません。それでも空気に触れて黒ずまないのは、ブラス以外の金属が含まれているものをメッキに使うからでしょう。 ゴールドは金色、ブロンズは赤銅(10円玉の色)などです。 銀メッキは空気に触れると黒ずみますから、ラッカー処理がされているかと思います。 手荒に扱わないのなら、ラッカー表面が剥がれることもありませんから、お手入れが簡単なのがラッカー仕上げでしょう。 ランパルというフルートの演奏家のフルートは純銀製だそうですが、普通の人がこれを使っても音色は全く変わりません。 ヤマハに限らず、エントリーモデルや廉価版の楽器は、それなりの物かと思います。テナーなどの大きな物は廉価版でも宜しいかと思います。
お礼
専門的なご意見ありがとうございます。 工程のこと分かりやすかったです。納得しました。
補足
ラッカーとメッキの区別がはっきりしました! ゴールドラッカーで十分楽しめそうですね。 気になったのですが、ヤマハのエントリーモデルをそうお考えなのはどうしてですか?