観音様に『あまちゃづる』をかける慣わし
丑湯奉り…。
温泉郷には古くから 無病息災を祈念して 『丑』を奉る伝統がある。
木彫りの丑を湯舟に浮かべる…その温泉に入る等は 何処の温泉郷でも ポピュラーだが、お聞きしたいのは 『観音様にあまちゃづるをかける』慣わしだ。
詳しく説明するならば、
桶に小さなサイズの観音様を入れ、あまちゃづるを2~3回かけて飲む…というもの。
私の故郷では 土用の丑の日に行われていた。
今年は20日に実施された様だが 温泉郷丑湯奉りは大抵聞く話…しかし、観音様にあまちゃづるをかけて飲むのは 他では聞いたことがない。
『あまちゃづる』と言ったが それもうろ覚えである。
本来はあまちゃづるではあるが 高級なので ほうじ茶に砂糖を入れたものを代用している、と聞いたことがあった記憶はある。
観音様にあまちゃづるをかける理由を知りたい。