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天の岩戸は何故高千穂にあるのでしょうか
このたび高千穂の天岩戸神社のご厚意により、対岸より天の岩戸を眺める機会を得ることができました。 遥か昔より一帯が禁足地として畏れられてきただけあって、それはそれは見事な渓谷の景観に、予期せぬほどに思わず見惚れてしまいました。 もっとも今では地震による崖崩れにより、肝心の岩戸の洞窟は塞がれてしまっているとのこと。 また天安河原(あまのやすかわら)は、日が暮れた頃に懐中電灯片手に肝試しをやったら堪えられない絶好のポイントと思うくらい、何とも言えない怪しげな雰囲気が漂っておりました。 http://www.gurunet-miyazaki.com/kankouti/amaiwato/amaiwato.htm さて、神武天皇が稲作文化を日本中に伝えて行脚していったために神様と崇められていったという伝説ですが、現在の皇室における稲作豊穣を願うしきたり等に脈々と受け継がれてきたことが見受けられます。 また、高千穂からそう遠くない場所に百済の里もあるようですし、個人的には大陸系の人々が熊本辺りに舟で辿りついた後、原住民?の抵抗が少ないであろう山間部に籠り、かの地にてある程度の勢力を形成したのではなかろうか、などと思っております。 でもいったい、何故高千穂のような山奥(大変風光明媚な場所なのです)が日本の神話の発祥地とみなされ、かくも辺鄙な渓谷に天の岩戸があるのでしょうか。 皆様の自由な考えをお聞かせいただきたく、なにとぞよろしくお願い申し上げます。
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お礼
gungnir7様、ご回答をありがとうございます。 お礼が遅くなりまして申し訳ありません。 「神秘的な場所は霊場でもある」のですね。 わたくしは日頃何らスピリチュアルな感覚に疎いのですが、天安河原の洞窟は何とも言えない雰囲気に包まれておりました。 「高天原がどこにあるのか最大の謎」ですか。なるほど。 そういえば宿泊した旅館は釜で炊いた古代米、ヤマメxニジマスの綺麗なサーモンピンクのお刺身、油味噌など、どれも大変美味でしたが、フロントに梅原猛氏のサインが飾ってあったのを想い出しました。 各方面の方々が候補地を実際に訪れて日々研究なさっていらっしゃるのでしょう。 彼ら専門家の方々の今後の活躍に期待しつつ、一素人としては、神話の世界くらい、何の制約も受けずに自由に思索にふけりたいものです。 今までのバイアスをいかに取り払い、もっと無駄に徹して遊んでみる、というのはなかなか難しくもある半面、至極痛快でもありますから。 「古代シュメール説」は大変興味深いです。 今度調べてみますね。本当にどうもありがとうございました!