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漢字 クサカンムリと、ヘンおよびツクリで構成される漢字のルール?
クサカンムリの下にヘンが入るものと、クサカンムリからはみ出るものとの違いに悩んでいます。 理屈が付けられると憶え易いのではないかと思いお尋ねします。 例えば[藤][萌]はヘンとツクリが、そっくりクサカンムリの下に入ります。 しかし、[護][謹][臓]はヘンが完全に外に出ます。 この違いは何なのでしょうか? (常用漢字で、上記以外にもヘンが外に出るものがあれば、お教え下さい) 草(植物)に関係するものだけが下に入るのかと思いましたが、 [荘][藩][薩]などは植物とあまり関係ないようです。 何かルールのようなものがあるでしょうか?
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基本はNo1さんの考え方でよいでしょう。 >”元の字”はどういう意味を持つのでしょう? とありますが、意味はあまり重要ではないと思います。 単純に、その字が存在するかどうかを考えればよいでしょう。 例えば「萌」であれば、「明」という字はありますが、草冠+月という字はありません。 「謹」は、「菫」という字はありますが、言+(菫の下)という字はありません。 (調べたわけではないので無いとは言い切れないが、少なくとも普通に知られた字ではない) 「護」はちょうどいい例外です。この字は「言」+「草冠」+「隻」で構成されているので言偏が外に出る理由はありません。 なので、草冠が外に出るように書いても良いのです。ちゃんとその組み合わせにも文字コードが付いています。 http://www.unicode.org/cgi-bin/GetUnihanData.pl?codepoint=%E4%95%B6 また、組み合わせのルールはあまり厳密なものではありません。 見栄えを良くするために元の字を単純に並べず変形している字も多数あります。 例をあげれば、 口 + 令 = 命 黒 + 犬 = 黙 のようなものがあります。
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白川静さんの「字統」で調べてみたらどうでしょうか。形声の字のことだと思います。また現在はクサカンムリに見えても元来は関係がなかったという例もありそうです。謹や勤もその一例です。
お礼
謹や勤はクサカンムリとは関係のない文字でしたか。 参考になりました。
- wanekoz
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なりたちの順によるものでしょう。 かんむりありの或る漢字に、後からヘンを足して別の 字にしたならヘンは元の字全体につくのだから かんむりの下には入りません。
補足
なるほど では、上記の3つの漢字のうち、「臓」は”収まっているもの(?)”にニクヅキが付いた、 という解釈でよいとして、「護」「謹」の”元の字”はどういう意味を持つのでしょう? (他にもこういう漢字があればご紹介ください)
お礼
>草冠が外に出るように書いても良いのです。 たしかに、この字も見た記憶があります。 漢字の成り立ちは面白いですね。 有難うございました。