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AD734の使い方について教えて下さい
- AD734はアナログマルチプライヤ/ディバイダです。データシートにはピンアサインメントや式、ピンの決め方、機能について詳しく説明されています。
- データシートでは、ピンアサインメントの意味や式の中のピンの関係、特定のピンの役割、接続の方法について説明されています。
- AD734の機能や接続方法についてデータシートを参照することで詳しく知ることができます。
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9番ピン「ER REFERENCE VOLTAGE」と13番ピン「DD」については調べてません。 それ以外の点をお答えします。 >1ページ目のピンアサインメントで出てくるU0が2ページ目の式では出てこない fig.1を見るとU0ピンはトランジスタのベース端子で、AD734の動作を決めるのには必要だが、出力には直接影響しない端子だということが分かります。 またfig.1から、このトランジスタをベース接地もしくはエミッタ接地にしてインターフェースする必要があることが分かります。X、Y端子と違ってUは、U1端子、U2端子間に信号電圧源をつないでも正常動作しません。fig12のようにオペアンプを付けて入力するのが適切でしょう。 >2ページ目の式でA0というものがありますが、これに相当するピンが見当たりません。 これはエーオーです。データシートのPDFファイルで「Ao」を検索すると式(1)が引っかかります。式(1)の下の行に書いてあるとおり、出力オペアンプのオープンループゲインです。fig.1のWIFというのが出力オペアンプです。 なお、2ページ目てっぺんに書いてあるtransfer functionはオープンループの式です。実際には出力オペアンプに帰還を掛けて使います。 fig.5のように帰還を掛けると掛け算器になり、fig.5に書いてあるようにW=(X1-X2)(Y1-Y2)/10V+Z2になります。 fig.8のように帰還を掛けると割り算器になります。 >4ページ目のFigure1でoutputをZ1端子に入れることで、 >引き算しているのですが、これはどういう意味があるのでしょうか? 出力オペアンプWIFに帰還を掛けています。 ZIFとWIFで一つのオペアンプと見ることもできます。Z1が-端子、Z2が+端子、Wが出力端子です。 そう考えると、ボルテージフォロワの入力がグランドにつながっているように見えてきませんか? このボルテージフォロワにはΣがありますからもう一つ入力があって、XY/U-Zが加算されて出力されるのです。 つまりfig.1はXY/U-Zにボルテージフォロワを付けた図です。 >AD734 Block Diagramと書かれてあるので、こういう接続を >しなければならないということなのでしょうか? 点線で書いてあるのは、出力オペアンプであることを読み手に想起させるための参考線です。この接続でなくても良いわけです。