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山口マクロラクトン法におけるエピメリ化について
マクロラクトン化についていろいろ調べているのですが、 なぜ山口マクロラクトン法にて、最終生成物として カルボニル基のα炭素の置換基のみエピメリ化されたものが 1:1で得られるのでしょうか? カルボニル基のα炭素の置換基はメチル基と水素です。 参考文献等ありましたらぜひ教えていただきたいです。
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noname#116453
回答No.1
特に山口マクロラクトン法についてと言う訳ではありませんが、カルボニルのα水素は酸性度が高く、エノール化しやすいために、塩基性条件でエピメリ化がおこっても何の不思議もないと思います。 それと、反応の中間体として混合酸無水物が生じますが、2,4,6-トリクロロベンゾイル基の電子求引性が、α位の酸性度に影響を及ぼすはずですし、反応時間が長くなればエピメリ化もおこりやすくなるでしょう。山口マクロラクトン法についてはよく知りませんが、高希釈条件で行いますので反応時間が長くなりがちであると言うようなことはないでしょうか。