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脳とゲーム
人の脳とゲームの関係について調べているのですが、どこで調べればいいのかわかりません。教えていただけませんか? 「どこで」とは、どこの会社にいけばいいのかということです。 具体的に私が調べていることは、 ・ゲームをしている時に人の脳はどのような状態になるのか ・ゲームと人の犯罪は関係するのか などです。
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- gohara_gohara
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まず、非常に大きな問題として、「脳科学は未発達の分野である」ということが言えます。 No.1さんが挙げていらっしゃる「ゲーム脳」などは、科学論文1つ書かれていない、矛盾の塊なので全くのデタラメなのですが、そのほかのものについても、「こういう可能性がある」くらいのレベルでしかありません。 『脳トレ』などについても、です。 現在の脳科学についてわかっているのは、脳機能イメージングと呼ばれるような機械の開発により、「○○をすると、脳のこの辺りの血流が増加する」とか、その程度のレベルなのです。 「血流の増加=働いている」、という風に一概に言うことはできませんし、また、仮に「働いている」としても、今度は、それが「良いこと」という風にも言えないのです。 仮に一時的に「良いこと」であっても、長期的に「良いこと」であるという保証はありませんし、また、「無制限にやっても良い」ことなのかどうかもわかりません(例えば、筋トレをすること自体は、悪いことではありません。でも、やり方を間違えたり、あまり無理をすると却って身体を壊しますね。それと同じようなことだって十分に考えられるのです。そういう点について、今のところ、全くの手探り状態です) また、「ゲーム」と一言で言っても、その内容、形式は様々です。「ゲーム」というのは、表現方法の1つでしかないわけですから。それらをすべてひっくるめて言うことが出来るのか? といえば、これまた疑問です。 そういう部分を含めて、全くの未知の領域である、と言って良いでしょう。 ちなみに、ゲームと犯罪の関係、については、脳科学よりも、心理学などの分野で見た方が良いと思います。 日本では、お茶の水女子大学の坂元章教授などが、その辺りの研究については詳しいです。著書などを参照にされると良いと思います。 ただ、結論から言えば、ゲームと犯罪の関係は「全く0である」とは言えないものの、決して大きな影響力があると言えず、また、そのようなものよりも、家庭であるとか、経済状況であるとかと言った、加害者を取り巻く状況の方が大きい、というようなものになります。 犯罪傾向が全くない人も、メディア情報によって犯罪に駆り立てられてしまう、というのは、「強力効果論」と呼ばれる説なのですが、これは現在、心理学研究の世界では、ほぼ否定された学説である、と言って良いでしょう。
- chiyokunn
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会社では、やっていません。大学などの研究で一部、頭の悪い教授がやっているだけです。 ・ゲーム時の脳の状態がどうであれ、ゲーム時以外の脳の状態が全て明確に分かっていないので、調べても分からないのが現状で、分からないので適当なことを言っている人がいるだけです。 ・犯罪との関係は・・・関係性を立証することは不可能です。それでは、逆に聞きますが、TVと犯罪との関係は?、マンガと犯罪との関係は?、高校の成績は?、家族関係、友達関係、などなど何がどう関係しているなんて分かるわけがありません。あなたも疑似科学に騙されている部分があるので、メディアの科学的なことの多くは疑似科学なので、カール・セーガンなどのしっかりとした本を読んで本当と嘘が分かるようになることから始めたほうがいいですよ。 参考サイト(ゲーム脳・Wikipedia) http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%B2%E3%83%BC%E3%83%A0%E8%84%B3
お礼
わざわざご回答ありがとうございます。 言われてみれば、自分はテレビの知識が正しいと思っているところがあるので、まずはそこから見直していきたいと思います。