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小選挙区に起きた奇妙な事情

http://www.qmss.jp/qmss/text/supplements/shosenkyoku.htm このようなサイトがあるのですが(1)(2)(3)はわかるのですが (4)がどういうことを意味しているのかがわかりません。 すべての投票者は労働を"左"、連合を"中道"、保守を"右"と評価する。とはどういうことなのでしょうか。これがわかればⅰⅱⅲもわかると思うのですがどういうことを言いたいのでしょうか。 また、この結果のどのような部分が奇妙な事情なのでしょうか。

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  • gucky891
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回答No.1

(4)は、 世間一般的に、「労働党は左翼」「保守党は右翼」「連合党は中道(どちらでもない)」と思われている といった意味だと思います。 ですから、左翼的な投票者はi)のとおり「労働>連合>保守」の順に評価し、右翼的な投票者はii)のとおり「保守>連合>労働」の順に評価するということです。 「奇妙な事情」については、下の表を読み解くと、もっとも好まれている党(コンドルセ勝者)は「連合」であり、もっとも嫌われている党(コンドルセ敗者)は「保守」であるにもかかわらず、実際の投票結果では保守が1位になり、連合は3位になってしまったことを指していると思います。

参考URL:
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E6%8A%95%E7%A5%A8%E3%81%AE%E9%80%86%E7%90%86
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質問者

お礼

ありがとうございます。 一般的な考えとしての左右中道ということだったのですね。 ここで戦略投票が行われていてそれがどういう影響を受けているのかが イマイチわからないのですが。何かわかるでしょうか。

その他の回答 (1)

  • gucky891
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回答No.2

表を見ると、 「保守を労働より評価する人(保守>労働と表記します)」は 38.2+4.0+7.3=49.5(%)です。 同様に、 保守>連合 は38.2% 連合>労働 は38.2+4.0+4.0+7.3+7.3=60.8% 連合>保守 は4.0+38.2+4.0+7.3+7.3+0.6=61.4% 労働>保守 は38.2+4.0+7.3+0.6=50.1% 労働>連合 は38.2% です。 以上のことから、潜在的には連合が一番好かれている党で、 保守が一番嫌われている党だとみることができます。 ところが選挙結果は全く異なるのです。不思議ですね。 このように「民意」を正しく反映しない小選挙区制はどうなのよ?というのがこのサイトの言う「小選挙区制批判」であり、主旨でしょう。 表から見る限り、戦略投票は結果に影響を及ぼすことはなかったようですね。

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質問者

お礼

ありがとうございます。 丁寧な解説でとてもわかりやすかったです。

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