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イージーライダーとその背景について
イージーライダー大変好きな映画でもう初めて見てから15年以上たちました。気が向いた時などに見直したりしてかれこれ20回くらいは見たと思います。それだけ見たにもかかわらず、結局アメリカ人ではないしよく分らない部分も多いです。 そこでご質問です。 a.最後にライフルで撃たれてしまうのは、保守派の人間から見たら目障りだからでしょうか? b.目障りというだけで銃で撃っちゃうものですか?銃で撃つという脚本は一種のデフォルメですよね? c.そもそも保守という意味もよく分ってません。よくリベラル⇔保守と米の政治的な色分けを見ますが、これも日本の革新(左)保守(右)とも微妙に違うと聞いたことがあります。 なんでもいいので参考になるご意見ご回答いただけたらうれしいです。
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まず下記のurlをご覧下さい。この作品の「賛成派」の記述ですから若干割り引いて読む必要がありますが良いところを突いています。 この作品は、アンチ西部劇、西部劇のネガであることが一つのポイントです。途中のLSDなどの場面は、あまり重要ではないと考えます。 ハリウッド西部劇を支えていたイデオロギーがどういう物だったかを振り返ってみて下さい。特にアメリカンネイティブがどう扱われていたか。あるいは、カウボーイ、開拓農民、ガンマンが西部劇で担っていた映画的役割はどうだったか。 主役二人の死は作品の途中ですでに予告されていましたし、説話論的に必然であったと考えます。
その他の回答 (2)
- ebi1
- ベストアンサー率28% (8/28)
町山智浩さんの著書「映画の見方がわかる本」の中に質問内容や、どういう社会的背景で撮られたのか詳しく書いてありますよ。ぜひご一読ください。
- ismael
- ベストアンサー率33% (228/687)
失礼しました。 この作品の批評で一番印象に残っているのは詩人の天沢 退二郎のものです。今は無くなった「海」という総合文芸誌に載ったのですが氏の著作に収められたかどうか未確認です。 ピーター・フォンダが監督主演した71年の「さすらいのカウボーイ」http://www.walkerplus.com/movie/kinejun/index.cgi?ctl=each&id=3612 および同年にデニス・ホッパーが監督主演した「ラストムービー」http://www.walkerplus.com/movie/kinejun/index.cgi?ctl=each&id=9534 をご覧になればもっとこの作品の理解が深まると思います。
お礼
ありがとうございます。 アンチ西部劇ですか・・・そういう見方はまったくありませんでした。とても参考になります。 URLの方なかったので、よろしくお願いします。