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DPFの種類と用途の違い、将来性について
- DPFにはSiC性とコージェライト性があり、それぞれ異なる用途がある。SiC製は自動車に使用され、コージェライト製はバス、トラック、フォークリフトなどに使用される。これは耐熱性の違いによるもので、同じDPFを利用しても各種類のエンジンに最適化されたフィルタが必要だからだ。
- DPFは主に自動車用ディーゼルエンジンに使用されるが、他の用途にも利用可能である。ディーゼルエンジン車が減少している現在でも、発電機やバイクなど非自動車のディーゼルエンジンにもDPFが適用されている。さらに、DPFの技術を応用して水浄化フィルタや空気洗浄フィルタなどの分野にも利用されている。
- DPFの将来性については、環境規制の厳格化に伴い需要が高まっている。特に自動車業界では、排ガス浄化技術の開発が進み、DPFの改良や新しい材料の開発が行われている。また、ディーゼルエンジン車以外にも利用可能なDPFの需要は今後も増えると予想される。
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基本的に、説明されたことに関しては、その説明を行った人に対して聞くのが筋であって、礼儀だと考えますよ。 バス用にもSiCのものも使われていますので、どちらでしか使えないということではありません。 コストと、対熱ショックなどを勘案してどちらを使うのかと言うメーカーの考え方がある程度でしょう。 >2 DPFって、言うのは、Diesel particulate filter の略ですからねぇ。 同じような多孔質製品は、空気清浄機や水質改善用としても使われていますが、当然ディーゼルエンジン用として作られているわけではありませんので、同じものでもそれ向けの名前になるだけです。 ちなみに、熱焼却機能が付いてなくて、代わりに酸化還元機能をつけたものは、ガソリン車用の触媒の基本構造です。 また、ディーゼルエンジンを嫌っているのは日本位ですよ? 二酸化炭素の排出を考えたとき、ガソリン1Lと軽油1Lから出てくる二酸化炭素量は同じ様な物です。 ここで、1Lのガソリンで15Km走れるガソリン車と、1Lの軽油で25Km走れるディーゼル車では、どちらが環境に適合していると思いますか? ディーゼルはパワーが出ないという欠点があるので日本では人気が無く、排ガスの黒鉛問題と日本では、軽油に含まれる硫黄問題をほったらかしにした為に、そこを集中攻撃されて悪者になっていますが、ヨーロッパなどでは、すでに日本より早くから硫黄問題などはクリアしていましたので、今でのディーゼル車の燃費のよさで人気があるのです。 軽油のほうが現実的には、利用者の財布には優しい燃料で、二酸化炭素排出に関しても、やさしい燃料になるんです。 学生さんなのかとも思いますが、点として考えるのではなく、面としていろいろな部分を見られると良いと思いますよ。 そしてわからない部分は、その説明を行った講師に聞く。 そうすることでいやいや講師はもう一度調べなおしますので、その後の講義を受ける人へも新しい技術が伝わるようになります。 講師なんて、一度資料を作ったら、10年たっても同じ資料を使ったりして、過去の遺物を最新技術のように教え続ける人も居ますので、そういう質問は活性化に繋がるものですからね。
お礼
どうもありがとう御座いました。大変参考になりました。 その後、色々と勉強していたのですが、 ディーゼルについては、よく分からないですが、ディーゼルハイブリッドなども実用化すれば、かなり環境にやさしいように思います。 また、SCR+DPFなどがもっと普及すれば、NOxもPMも減り、ディーゼルが本当に環境に良いものになっていきますね。 とても技術の発展が楽しみな分野です。 まだまだ勉強不足ですので、教えていただき、大変助かりました。 どうもありがとう御座いました。