避雷設備の新JIS規格における接地抵抗測定について
建物の設備業者です…「JIS A 4201:2003版」における接地極の接地抵抗測定について伺います。
接地抵抗測定は避雷設備の業者2社に依頼しているのですが、「JIS A 4201:2003版」における接地極の接地抵抗測定についても『JIS A 4201:1992版』と同様で接地抵抗値の測定は実施すると言う業者と、「JIS A 4201:2003版」なので接地抵抗値の測定は不要と言う業者と意見が分かれました。
『JIS A 4201:1992版』では避雷設備の総合接地抵抗は10Ω以下、各引下げ導線の単独接地抵抗は50Ω以下とされていましたが、改正された2003年版では、接地極の接地抵抗値よりも接地極の形状と寸法及び被保護物との相対関係を考慮した配置が優先(重要)とし、接地抵抗値は特に規定しないとなっています。
しかし、接地抵抗値の測定は不要とは記されていません。
「JIS A 4201:2003版」のとある建物では試験用端子箱の中に測定用の補助電極P,C極には配線されていませんでした。
「JIS A 4201:2003版」であれば、埋設方法や埋設する金属の材料種別について規定されているが、接地抵抗値の基準がないため、測定用端子箱の設置は任意であるとも聞きました。
試験用端子箱が未設置であれば接地抵抗値の測定は出来ませんが、「JIS A 4201:2003版」で試験用端子箱がある場合はどの様な作業が正しいのでしょうか。
ご教授ください。
宜しくお願いします。