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猫が「香箱を作る」とは?
こんにちわ☆ 質問は二つです。 1.「猫が香箱を作る」「猫が香箱座りをする」という言葉がありますが、香箱の画像検索をしてみると何の変哲もない四角、乃至は舟形のような形をした箱ばかりです。わたしには猫が「香箱座り」をした姿がそのような箱には見えないのですが。昔の香箱はもっと凝った意匠のものだったのでしょうか? 2.「猫が香箱を作る」と言うのは、猫があれこれ道具を使って香箱というものを作成するということではなく、猫が自分のからだを香箱のような形にする、ということですよね。「作る」という動詞を同じような意味で使うケースは他にもありますか? うちの猫たちを見ていたら何となくこんな疑問が頭に浮かんできました。ご教示のほどよろしくお願いいたします。
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私は猫には詳しくありませんのですが、全く違う発想の解釈がひらめきました。 猫好きの人たちの感性に訴えるもっと色っぽい話だと思います。 注:以下文中の“奩”の文字は見えますか?[かんむり=大 で あし=区の旧字]です。 化けると思うので文中■で示します。 あなたの疑問:「わたしには猫が「香箱座り」をした姿がそのような箱には見えないのですが。昔の香箱はもっと凝った意匠のものだったのでしょうか?」 私の解釈:主題の姿に対して、わざわざ猫の姿に似てもいない“香箱”という語を持ってきた ところにヒントがあります。 なお、香箱は焼き物や漆器もありましたが所詮は資格化円形の範疇だったようです。 以下私の連想です、 香箱→化粧箱→■(発音レン、字義は化粧箱、嫁入り道具、女性用の小箱) こうれん[かう―] 0 【香■】 [1]香を入れる箱。香箱。[2]化粧道具を入れる箱。 大辞林 さらに→香■体 です。 こうれん-たい かう― 0 【香■体】 中国の詩風の一体。婦人の艶情・媚態・閨怨(けいえん)などを官能的に描くもの。 晩唐の詩人韓(かんあく)の艶詩集「香■集」による。 大辞林 ⇒戦前までの日本人は漢詩漢文の素養がありましたから、 猫好きのどなたかが猫のうずくまる姿に爽やかな艶情を感じて香■体の詩の風景を想起し、 “香箱”と洒落て見たのではないでしょうか? “香■(こうれん)”としたかったのかもしれませんが日本の実情に沿って“香箱”とした? ■は訓をふれば“こばこ=小箱”ですから全く無理はありません。 興味があれば香■体の詩に触れてみてください。 *とりあえず1番目のお答えのみ。
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- yanhua
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No.5です 2番目のご質問について、趣旨に外れているかもしれませんが類似語も含めて思いついたまま。 (1)しなを作る・・・しなに"科"を当てる場合がありますが感心しません,むしろ"姿形"かと (2)身なりを拵える (3)他人を装う (4)無関心を装う
お礼
たびたび恐縮です^^ わたしからもひとつ。 『猫を被る』 ↑わたしの得意技です(笑)
- yanhua
- ベストアンサー率72% (508/701)
No.5yanhuaです ご指摘の「艶情」については余計だったかなとも思います。 書くときには"爽やかな"を付けていくらかは気持ちを入れたつもりでしたが。 この点はさておき、 繰り返しますが、“香箱”が出てくる発想は他には考えにくいのですが、 いかがでしょうか。 “香匲”は日本人の感性では重箱読みですが“こうばこ”です。 これが“香箱”に変わるのは全く無理がありません。 貴質問に接して面白い発見をしたつもりで、自己満足です。 ありがとうございました。
お礼
再度のご投稿感謝いたします。 No.1さんに対してのお礼の中でも述べていますが、わたしは猫の蹲る姿を香箱に例えた先人の「美意識」がとても気になっていました。 形からだけ見れば、四角い箱のようなものであれば何でも良かったような気がします(他にも例えられるものはいくらでもありそうですし)。yanhua様からの再度のご指摘を受けて、あえて「香箱」を当てた先人の「美意識」についてもう一度考えてみたいと思います。案外このご指摘は正鵠を射ているのでは、とも思い直しつつあります。
- bravo-z
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No.2 です。 失礼しました。質問をちゃんと読んでいませんでした。
お礼
いえいえ、多分タイトルの文言に敏感に反応されてしまったのですね。 今後の投稿の際の反省材料にさせていただきます。 でも画像はおもしろかったですよ~(^-^*)
- bakansky
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どうやら、「香箱を組む」というのが本来の表現のようですね。 「香箱」は「お香」で用いる箱のようです。構造が単純なんでしょうか(簡単に組める?)。 「(猫が足を)組む」→「(香箱を)組む」という連想ではないでしょうか(順番が逆かな?)。 だから、必ずしも「四角」という形にはこだわっていないのかも。
お礼
ご回答ありがとうございます。 ニャンコが不器用な手つき(足つき)で香箱作りの工作をしている光景が浮かんで何となくニヤリとしてしまいました。←そう言うことではない?? 香箱座り、香箱を作る、香箱を組む、どれが正しいのかはよく分かりませんが、使われる頻度としては「香箱座りをする」と言うのが多いようですね。 http://blog.goo.ne.jp/knockon1981/e/d8d2e3aae1b84694ff4ea7411ecc6347 検索してたら面白い画像を見つけました。個人的には笑いのツボに嵌ったのですが、いかがでしょうか? http://zero-lab.jugem.jp/?eid=9
- bravo-z
- ベストアンサー率27% (63/233)
ここを見てください。 http://hiki.cat-picture.org/CatJa/?KouBako
お礼
ご回答ありがとうございます。 え~とォ、そーゆーことではなくてェ~・・・┐(´・_・` ;)┌ でもすごい・・・香箱、香箱、香箱・・・
ぼくもネコを飼い始め,職場に連れて行って同僚から言われて,「え,それなに?」と聞き返しました。質問者さんの状況はわかります。 1.香箱座りは,「背中を丸め,しっぽを体にまきつけ,前足・後足を折りたたんで体の下に入れた」状態を指すようです。上蓋が丸みを帯びた1個の箱のように見えるという意図らしいです。まあ,箱そのものには見えませんけど,慣用句だから仕方ないですね。 2.ネコについてですか? そうでなければ, (日本人が服装を凝らして)「イギリス紳士をつくる(こしらえる)」 などの表現はありうるでしょう。
お礼
ご回答ありがとうございます。 え、?ニャンコを職場に連れて行ってしまったんですか??随分自由な職場なんですね♪ >慣用句だから仕方ないですね まあ、そう言えばそうなんですが・・・何となくこの言葉を最初に発した人の「美意識」といったものが気になります。もう少しこの言葉の発祥についても調べてみたくなりました。 2.についてはあくまでも一般的にということです。「イギリス紳士をつくる(こしらえる)」はありそうですね。「こしらえる」といった言い方の方がしっくりと来る気がします。
お礼
ご回答ありがとうございます。 このような「文学的」解釈はわたしの場合、グッと引き付けられるものがあります。 せっかくのご紹介なので、香奩体(わたしのPCでは文字化けしていないのでそのまま使います)の詩なるものを検索してみました。 夏日偶作 永日如年昼漏遅 霏微細雨熟梅時 午窓眠足深閨静 臨得香奩四艶詩 (漢詩を横書き表記するのって、すごく抵抗ありますね)ちょうど今時分に相応しい詩だったので、ちょっと気に入りました。わたしも仕事が一段落した時にベランダに出る窓のところで、長いすに寝転んで、空を眺め、音楽を聴きながらボヘラ~としてるのが好きだったりします。(でも漢詩なんて高校のとき以来ふれる機会がなかったです) それはさておき。 >猫のうずくまる姿に爽やかな艶情を感じて・・・ この部分に関して言わせていただきますと、猫好きのわたしとしましては、「ちょっと待った!」という感じです。 まず、猫の「香箱座り」というのは、四肢を体の内側に折り込んでいるところからも想像できるかと思いますが、とっさの時にすぐに行動に移ることができない、つまり非常にリラックスした体勢ですね。家の中では普通にしていますが、家の外でこの姿勢をするのは塀の上や屋根の上から「高みの見物」を決め込むときくらいです。なので、リラックスは分かるが、艶っぽい姿ととらえるのはちょっと無理があるかと・・・。 わたしから見て「艶情」を感じるとしたら、ちょっとしたしぐさ、例えば、頭をぐるっと後ろに回すようにして、後ろ足あたりの毛繕いをしている姿や、上目遣いにこちらを見ながら、足元に擦り寄ってくる時などがそれです。 yanhua様の解釈は大変ユニークな視点でとらえられたもので興味深いものがありますが、猫好きを自負する立場から見るとちょっとどうかなぁ?と言う気がしないでもありません。