腎性貧血はヘモグロビンとクレアチンから分りますか?
以下は超高齢者の親の最近の事例に基づく話です。
慢性心不全と慢性腎不全を患っており、この一年間で、概の値として、ヘモグロビン(HGB)が、10.3から8.5に低下し、一方、クレアチニン(Cr)が.1.6から2.6に上昇しました。、消化管からの出血が疑われましたが、胃カメラの結果は正常でした。
家族は、以前より腎性貧血に疑いを持っており、過去数年間の血液検査値から、HGB値とCr値の間に、次式の関係を認めました。
HGB=-a*Cr+b ここで、a=1.86, b=13.2
結局、エリスロポエチンの注射を受けることになり、現在は、HGB値は上昇しつつあります。
そうした経過を見るにつけ、医学を知らない素人の推測として、次のように考えますが、出来れば、今後の治療方針について考える上で、確かな知識を得たいと考えます。
「今回のケースでは、たまたま他のファクターの影響が表に出なかったために、一次式に整理されたものかもしれませんが、貧血の主因が腎性貧血にある場合には、HGBとCrの関係は一次式で整理されないか?」
ここで質問ですが、上式の関係は通常、認められるものですか?
もし、貧血の主因が腎性貧血による場合に、HGB=-a*Cr+b の傾向が認められることが確かであれば、胃カメラや大腸カメラなどで検査する前に、エリスロポエチンによって、様子を見ることが出来るのでないかと、超高齢者の家族としては思うのですが、いかがでしょうか。
腎性貧血の方は、治療が開始される前の、血液検査結果(HGBとCrの値)をお知らせいただけませんか。
また知見をお持ちの方には、基本的な考え方を、お教えいただけませんか。
よろしくお願いします。