• ベストアンサー

どうしてメーカーは燃費向上のための車体の軽量化をしないのでしょうか???

いつも気になっていました。 エンジンやミッションには散々最新技術を使って燃費が向上しただの効率がいいだのと言っています。 ですが車重はというと、右肩上がりで増え続けています。 何故メーカーは軽量化しようと努力しないのでしょうか? もちろん、何もしていないわけではないでしょうが、 それをアピールしたところで売り上げが良くならないとでも思っているのでしょうか? 2000ccクラスのワンボックス型ミニバンのFFだったら、ビアンテの1640kgを筆頭に、限りなく1500kg台から1600kg台へと移行しつつあります。 2000のFFで1600kgは、私の感覚ではあり得ません。 セレナとラフェスタなんて、同じエンジン・CVTで200kgの違いです。 燃費にどれだけの影響が出るのか、考えただけでも恐ろしいです。 何故ですかね? 軽量化ってそんなに難しいですか? 安全性の確保(基準)との兼ね合いもあるでしょうが、先代レガシィのような軽量化をアピールしたら、結構売れるような気もしますが。。。 どなたか教えてください。

質問者が選んだベストアンサー

  • ベストアンサー
  • 10ken16
  • ベストアンサー率27% (475/1721)
回答No.7

もちろん、骨身を削るような軽量化をしていますが、 高く売る(大きな利幅で売る)ために、車は贅肉が付いてきます。 車は、大きかろうが小さかろうが、基本的に部品構成や点数は 値段の違いほどには変わりません。 実際のところ、日本ではエンジンの大きさとボディの大きさが 値段を判断する大きな要素として市場に認知されていますから、 骨身を削って車台を軽量化するよりも、大きなエンジンと大きなボディを載せた方が、 利幅が大きくなるのです。 実際、車はモデルチェンジのたびに大きく豪華に(=高い値付けが出来るように)変わります。 だから、どんどん重くなっていくのです。 また、性能を維持しつつ軽量化をするというのは、恐ろしく技術力(=コスト)が要ります。 軽量で剛性の高い車台や、操舵や制動に十分な性能を発揮する足など、 カタログにはスペック表として載らない要素は、利幅が恐ろしく低くなっています。 ですから、利幅の低い小型車では、メーカーもこの部分にはあまり力を入れません。 典型的なのはスポーツカーですね。 軽さがもたらす高性能を謳った車はほぼ絶滅し、 鈍重な車体を動かすためにでかいだけのエンジンを積み、 足回りの不足分を固めることと電子制御でカバーする、 そういった車ばかりになりつつあります。 本当は、軽量なスポーツカーを造ることは、メーカーの技術をアピールすることになるのですが、 それを理解できる人が市場にほとんどいないどころか、そういった車が忌避される。 これが日本の自動車市場の貧困であり、 それがメタボリックな車体をドーピングしたような車の乱立を招いているように思います。

その他の回答 (10)

  • uzurara
  • ベストアンサー率35% (260/737)
回答No.11

燃費向上より走行安定性を優先(目先の燃費より安全)、の考えからだと思います。 確かに車の軽量化をすれば燃費は上がるでしょう。 しかし、軽い車は安定性が悪いんです。 特にミニバンと呼ばれる背の高い車。 軽ければ軽いほど、横風で簡単にふら付きます。 軽の箱バンに乗ると良く解るんですけどね。 話はオーバーになりますが、F1マシンの車重は800kg位(でしたっけ?) あんなに軽いマシンが300km/h以上出しても安定して走れるのは、御存知のようにウィングでダウンフォースを発生させて、車を下へ押し付けているからです。 このダウンフォースは、そのまま車重に置き換えて考える事が出来るので、F1マシンが300km/h以上の速度で走っている時の重さは、軽く1500kgを超えています。 重さ=安定性 の考え方は実際には違うんですが、単純に 軽い vs 重い だったら重い方が安定します。 と、他の皆さんとは違う観点から。

noname#128488
質問者

お礼

この場をお借りして、回答してくださった方々にお礼を申し上げます。 様々な視点から回答を頂きまして、大変参考になりました。 ありがとうございました。

  • nsan007
  • ベストアンサー率30% (941/3104)
回答No.10

鉄板を薄くする為に高価な材料にしても意味がありません。 燃費向上で低燃費を計るには贅肉を落とさないといけません。 走るのに必要な筋肉は充分につけて、あったら便利だけど無くても良い物を着けない事です。 大型ミニバンで後席の電動スライドドアはあった方が良い。たくさんのスピーカーに後席用のモニターを着けて、電動のドアミラーやシートは当たり前なんて上に万が一にも役立つ可能性の少ないエアバックを幾つも着けて、年に一度も使わない参列シートを積んで、殆どが二人以内の乗車で走っているわけですから・・・ バイクに比べれば夢のような安全性がありますから、必要以上に要りませんし、窓ガラスはくるくる回しても良いし、後席は嵌め殺しで良いし、キーもドアごとに差し込んで開ければよいしって、出来ない日本人が異常です。 ドアバイザーなんて何グラムしかなくても着けるのは日本人だけだし、 自動ドアと勘違いして、海外に行ってタクシーのドアを閉めないまま降りて叱られるのは日本人だけですし、自動ドアに自動販売機があふれた街は日本以外にありますか? 贅沢をして豪華装備でも燃費も良くしたいから、高価にハイブリッドに頼るわけですから・・・

回答No.9

もちろん軽量化の努力をしています。 例えば自動車に使われているボルトを見てください。通常のJIS規格のボルトより頭の厚みが薄くさらに凹ましてあります。軽量化した専用のボルトを使っているのです。 燃費規制が取りざたされている現在、可能な限りの軽量化はしていますが、今以上の軽量化、例えばボンネットやルーフのアルミ化などはコストアップにつながり一部の特殊な車のみになっています。 ユーザー調査をすれば多くの人はより大きく見栄えのいい車が欲しいといいます。ホイールベースでいえば昔は2Lクラスでも2500mmでした。今は1.5Lクラスでも2700mm位はあります。 車の性能や本当の大きさで比較すれば昔の2Lクラスは今の1.3L~1.5Lクラスになります。そう考えればむしろ軽くなっているかもしれません。軽い車に乗りたければミニバンや3列シートなど乗らなければいいのです。

  • toraayuyur
  • ベストアンサー率10% (180/1748)
回答No.8

軽量化は簡単です。 防音材を省く、無駄な補強剤を省く、エアコンを省く。 でもそんな事をすれば、快適性が犠牲になります。また、衝突したときに乗員の安全性も確保出来なくなります。 軽量化は簡単ですが、装備とのバランスが難しいです。

  • okwave128
  • ベストアンサー率17% (35/199)
回答No.6

みなさん軽は嫌がるじゃないですか、だからです。 軽いということは小さいということなんですよ。

  • tutan-desu
  • ベストアンサー率21% (1009/4652)
回答No.5

当然、コスト面の問題もあるので徹底的な軽量化をしていますが、それ以外の装備品の重さがだんだん増えていっているのでしょう。これはわれわれ消費者の方にも問題があると思います。軽でもパワーウインドウが必要だとか、ドアミラーウインカーだとか、昔は付いていなかったものが、今はたいていの車に標準装備されていますね。こういった一つ一つが重量増加の原因です。

  • ji-tyan
  • ベストアンサー率29% (271/908)
回答No.4

皆さんの答えにプラスする点として製造時にはグラム単位で減量化してはいますが 販売時には「売る」ために余分な「豪華装備」という贅肉をつけますので 結局の所 車重は新しくなれば成るほど増えていくという悪循環が起こります。 私の車は19年物の古輸入車ですがその車種で一番豪華装備で最高のエンジン性能を持った車ですが 重さは1.1トンです。 当時にこの車重の車を同じランクの国産車で探してみましたが レガシイのワゴンタイプで最低ランクの物しかありませんでした。 当時から国産車は重かったのです。

  • nourider
  • ベストアンサー率19% (396/2083)
回答No.3

軽量化は行われていますよ、しかしそれをチャラにしてしまうくらい装備が贅沢になっているのです。考えてみてください、ミラーの調整はほとんどリモコンになっていますし、キーレスエントリーもほとんど標準(モーターとか集中ロック用のアクチュエーターって重いですよね)パワーステアリングパワーウィンドウ、エアコン、カーステレオ(スピーカーとかアンプって重いですよね)20年前の車にはなかった装備が今は標準でついています。 おまけに安全性を確保すると車体はどうしても重くなります、重くなればそれだけ衝突エネルギーが大きくなりますから、そのその衝突エネルギーに耐えるためにまた重くなり、また・・・繰り返しです。

  • etc-etc
  • ベストアンサー率34% (107/314)
回答No.2

>先代レガシィのような軽量化をアピールしたら、結構売れるような気もしますが。。。 これを最大の理由にしてレガシィを購入した人がどれだけ居るか? という事です、 軽量化はコストがかかります、それに引き換え販売への見返りが薄いのです、 これがスポーツカーであれば、評価も違うのでしょうが(動力性能にプラスですから)、 買う側は、軽量化だけで他を犠牲にできるほどマニアックではないのです、 ただ軽量化するなら、ボディパーツに「カーボン」や「アルミ」をふんだんに使って対応できますが、 快適装備は充実で衝突安全性能もトップクラス、加えて軽量ボディ・・・ 一体いくらの価格になるか恐ろしいです、 かつてNSXが軽量なオールアルミで出ましたが、価格の高さはご存知だと思います(その割りにはあまり軽くないですが)、 個人的には先代レガシィでも重すぎだとは思います、 Zなんかも、本当は1.3トンくらいが良いと思いますし、 非力なRX-8なら1トン前後が理想と思っています、 但し、アピールに足るほどの軽量化を実現し、かつ価格も抑え、その他の性能面も他社並みに、というのはもの凄く大変な事だという事です。

  • inu2
  • ベストアンサー率33% (1229/3720)
回答No.1

衝撃吸収の安全基準も厳しくなってきていますから、それに対応させるため様々な強化をほどこさなくてはならず、実際の軽量化にはなりません。 でも、昔に比べれば、衝突安全基準を満たしつつ重量がそれほど変わっていないということは、内容的には軽量化されてきているってことです。

関連するQ&A