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定期試験の過去問が解けません

化合物Aは無職の不飽和脂肪酸である。 (1)化合物Aを0.282g含む溶液の中和滴定を行ったところ0.05NのNaOH 20mlを必要とした。Aの分子量を求めよ。 (2)化合物Aを0.282g用意して水素添加を行ったところ水素の吸収量は0℃1気圧で22.4mlであった。Aに含まれる二重結合の数を求めよ。 (3)Aを四酸化オスミウムで酸化したところ9位と10位の炭素が水酸化したジオールが得られた。ふせい炭素の位置を考慮してAの示性式を示せ。 (1)のN(規定)はmol/lとして計算していいのでしょうか?   そうすると分子量は282になりました。 (2)状態方程式で反応に利用した水素のmolを求めてAのmolと対比して二重結合の量を求めることはできますか? 分子量が282だとしたら二重結合の数は1つですか? (3)9-10の間が二重結合ということだけは分ります。全体の炭素の数を求めることが出来ません。 おねがいします。

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noname#160321
noname#160321
回答No.1

(1)規定(N、F)は使用しないようにと云うのが化学会の方針です。ですから御疑問は当然ですが、この場合水酸化ナトリウムは一酸塩基なのでmol/Lと同じです。 0.05 (mol/L) × 20 (mL) = 1.00 × 10^-3 (mol) ですから0.282gは1mmolつまり化合物Aの分子量は282で合っています。 (2) >状態方程式で反応に利用した水素のmolを求めてAのmolと対比して二重結合の量を求めることはできますか おっしゃる通りです。0℃、一気圧(0.1013×10^6 Pa)で理想気体1molは22.4Lを占めますから、この場合Aの1molに対し1molの水素を消費するので二重結合の数は一でしょう。 (3) 四酸化オスミウムはZ型二重結合からcis-ジオールを生ずる試薬なので、添付図のようになります。なお試験問題には良く出て来ますが四酸化オスミウムは猛毒なので触媒として用いるのが一般的です。 オレイン酸ですね。

その他の回答 (1)

回答No.2

アルカンの一般式は C(n)H(2n+2)ですよね。だとすると、飽和脂肪酸の一般式はアルカンのHがCOOHに置き換わったものだと考えて、C(n)H(2n+1)COOHと書けますよね。さらに、(2)から化合物Aの不飽和脂肪酸は、炭素-炭素二重結合を一つもっていますから、化合物Aの不飽和脂肪酸の一般式は飽和脂肪酸の一般式であるC(n)H(2n+1)COOHよりも水素が2つ少ないC(n)H(2n-1)COOHと書けます。C(n)H(2n-1)COOHはC=12,H=1,O=16から 14n + 44  となります。(1)より化合物Aの不飽和脂肪酸の分子量は282と出てますから、 14n + 44 = 282 、 n = 17 と出ます。 そうすると化合物A示性式は、C17H33COOHと表わすことが出来ます。 <ふせい炭素の位置を考慮してAの示性式を示せ。 二重結合の位置を考慮してAの示性式を示せ、ではないのでしょうか? だったら、C8H17CH=CHC7H14COOHだと思うのですが。

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