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日本とイラクの違い
今回のイラクの占領政策は日本式で行うそうです。 日本の場合、本土決戦でのゲリラ戦を行う為の地下組織(泉部隊?名前失念。。。)が整備されていたにもかかわらず、敗戦が決まった以後何の抵抗活動を行っていません。 終戦が決まった時点で全ての日本人は脱力状態に陥いり、抵抗することを諦めてしまったようです。 イラクの戦後の場合もスンニ派orバース党によるゲリラ戦の地下組織が組織されていると想像されますが、やはりフセイン政権倒壊後は脱力状態に陥り、抵抗を諦め、米の言うなりの国家となってしまうのでしょうか? ご想像の範囲で構いませんが、説得力のある説をお願いいたします。
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- big_chief
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> 終戦が決まった時点で全ての日本人は脱力状態に陥いり、抵抗することを諦めてしまったようです。 もちろん、一時期虚脱状態に陥った日本人は少なくなかったと思います。でも、日本国民があれ以上ムダな抵抗をせず、犬死しないで済んだ最大の要因は、8月15日正午の天皇陛下のラジオ全国放送だ、と私は確信しています。 あの日、天皇陛下は、全国民に日本が連合軍に無条件降伏した事実を告げ、戦争終結を宣言し、復興へ向けて努力するよう諭されました。 その時代の天皇陛下は、日本国を護る現人神(アラヒトガミ)であり、国民は天皇陛下のために命を捧げ国に尽すよう教育されていました。だから、戦死者の最後の言葉は「天皇陛下バンザイ」だったのです。 日本国民の支柱というか、信仰の対象と言っても過言ではなかった天皇陛下から、しかも肉声で、降伏した、戦争は終ったと宣言され、これからは頑張って生きろと言われたら、あの頃の大人たちには、それに抵抗することは不可能に近かったと思います。 ちなみに、戦後の日本を統治したマッカーサー元帥は、あらかじめそのことを予見していたそうですから、やはり大した人物だったのでしょう。 > やはりフセイン政権倒壊後は脱力状態に陥り、抵抗を諦め、米の言うなりの国家となってしまうのでしょうか? フセインは、その本質は専制君主を気取る独裁者であり、天皇陛下とは天と地ほどの隔たりがあります。しかし、イラク国民に対する影響という点では、同様の力を持っているようにみえます。 つまり、フセインが直接国民に戦争終結を告げ、復興への努力を呼びかけたら、レジスタンスは起きないでしょう。ただし、戦後の国内統治をイスラム教徒の手に委ねることが最低条件です。ここが日本との比較における最大の文化的差異だと思います。 仮にフセインが死んでしまったり、国外逃亡したりして戦争が終結した場合でも、もし戦後統治がイスラムの手に委ねられなかったとしたら、アメリカは激しい抵抗にあうでしょう。 今アメリカでは、新保守派とか呼ばれている一部の単細胞集団が、イラクの戦後統治を前ニューヨーク市長のジュリアーノにやらせよう、とかマジで言い出しているしいですが、そんなことしたら全イスラム社会を改めて敵に回すことになるでしょうし、イラク国民は、かえって今より元気になるかもしれません。
- Keiko816
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失礼 国家が国歌となっておりました。
- Keiko816
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日本のようにアメリカの言うなりの国家にはならないと思います。なぜなら日本のような無宗教国歌と違いイスラム教という根強い宗教があるのですから。 今までの独裁国歌から、選挙によって国民の代表を選び、その中から選挙によって国の指導者を選ぶという民主的な国家をアメリカは定着させたい考えのようです。 フセインも選挙で100%の支持を得たと言っていますが、人間には色々な考え方の人がいて当たり前なのに100%など強制でもしない限りありえません。フセインはいままでかなりの恐怖政治を行ってきました。マスコミではそのことがあまり報道されませんが・・。(北朝鮮の金正日も選挙で100%の支持を得たと言っています。支持する場合は右の箱へ、支持しない場合は左の箱へ投票用紙を入れろと言うそうです。) もちろんアメリカはイラク人の生活の根源であるイスラム教を尊重するはずなので、その上で民主的な制度ができあがるのであればそれもいいのでは・・・。