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貸倒懸念債権のC/F見積法の疑問

簿記1級程度の会計処理方法は分かるのですが、意味合いがいまいち理解できません。 特に問題として利率の低下があり、当初の約定利子率で債権金額の割引現在価値を求め、差額を引当金計上する時などです。貸付金など受取利息がある債権は分かりますが、例えば受取手形などではなぜそのような計算になるのでしょうか?ただの試験問題の為の問題に過ぎないのでしょうか?それとも何か意味があっての事でしょうか? すみませんが、詳しい方教えていただければ幸いです。

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  • minosennin
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回答No.2

C/Fを評価時点の市場金利で割り引き計算した場合 (1)当初の約定利率と評価時点の市場金利の差異による一種の評価損益 (2)債権自体に生じている毀損の額 とが混在して計算されることになります。 貸倒見積高の計算は上記(2)を求めるものですから、(1)の影響を排するため、当初の約定利率により割引計算する訳です。 なお、利息の約束のない受取手形などの場合は、約定利率ゼロとして計算されるので、C/Fと割引後の金額が同額となるだけのことです。 以上、ご質問にピッタリの解説なりが見当たらないので、私の個人的見解を述べてみました。

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  • ok2007
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回答No.1

理論的背景からはちょっと離れてしまいますが、例えば受取手形や売掛金を第三者から買い取るとして、額面どおりに買い取ると、同額の現金を銀行預金等で運用したときと比べて利息分だけ損になってしまいますよね。そのため、損を出さない買取額を求めるには、一定の利率で割り引く必要があります。キャッシュ・フロー見積法で割引現在価値を用いるのも、これに類似します。