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C=O2重結合
九大化学科後期試験うけてきました。多分満点近くいってると思うんですが、一つだけ、微妙な問題があったので、みなさんだったらどうお答えになるかと思いまして、、。 ホルムアルデヒドのC=Oと、二酸化炭素のC=Oの結合Eを比較して、どちらの結合が強いか説明せよって問題なんですが。 俺は「ホルムアルデヒドのCはsp2炭素で、C=O二重結合の結合の一つは、電子軌道の重なりによって生じた弱いπ結合なので、二酸化炭素のC=O結合のほうが強い」って答えたんですが。
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やや専門家(生化学系の研究者)ですが、正解はわかりません。お恥ずかしい。 でも、思ったことを書いてみます。 >ホルムアルデヒドのCはsp2炭素で、 ここはOK。でも、 >C=O二重結合の結合の一つは、電子軌道の重なりによって生じた弱いπ結合なので、 ここはちょっとおかしい気がします。 普通の2重結合も、sp2(あるいはsp)軌道の一つとπ電子の重なりあいが結合に関与しているはずです。また、CO2にある二つの二重結合は等価なはずです。 上記の記述では、その辺を理解していないと感じられると思います。 また、 >…なので、…のほうが強い の部分は、「二つの分子では二重結合の種類が違う」ので、「二酸化炭素の方が結合が強い」 というロジック(論理、話の流れ)の文ですが、このロジックは成り立たないと思います。何かが足りない。