陳舜臣十八史略の創作部分は?
この前陳舜臣さんの「十八史略」を読みました。
中国史に興味があったので読んでみたのですが、いきなり最初から「妲己は周公旦が育てて献上した」という記述にドッキリ。
今までこんなの聞いた事がなかったので創作だろうと思いましたが、まだ自分が勉強不足なだけで本当なのかも?と半信半疑になってしまいました。
題名が「小説十八史略」なので創作や作者の主観もあるだろうと思いますが、そういうのは納得の行くように作られているものなので、まだ中国史初心者な私は多分全部信じてしまっていると思います。
かつて北方謙三さんの「三国志」を読んで鵜呑みにしてしまい、色々とおかしな誤解をしてしまって衝撃を受けたことがあるので(笑)今回こそは正しいこと(歴史書に乗っていること)を知りたいのです。
これを読んだことのある方で、「これはカンペキ創作だ」とか「これは信憑性がかなり薄くて、こっちの説の方が信憑性が高い」とかがあれば是非教えて下さい。
ただ、複数の歴史書に矛盾して書かれていることについては、本物の「十八史略」に書かれていることを教えて下さい。(十八史略じゃない方の出典も教えて頂けると助かります。)