• 締切済み

旧日本語を現代日本語に解釈お願いします。

抵当権ハ不動産ノ担保中最モ頻繁且重要ナルモノニシテ其制宜シキヲ得レハ為メニ信用ノ発達ヲ助ケ其制宜シキヲ得レハ為メニ信用ノ幣塞ヲ来スカ如ク経済上ニ大関係ヲ有スルモノナリ 皆容易ニ之ヲ譲渡シ又ハ其上ニ権利ヲ設定スルコトヲ得サルモノトセハ不動産ハ著シク其用ヲ減シ抵当ノ制ノ便ハ不動産ノ取引ノ不便ヲ醸シ物ヲシテ最モ多クノ効用ヲ為サシメント欲スル経済上ノ進歩ニ副ハサルモノト謂フヘシ 解釈してみようと努力してみましたが、全然意味がわかりません。 韓国人の私にとってはもっと難しいので、 解釈、助けてください。

みんなの回答

  • kzsIV
  • ベストアンサー率53% (238/446)
回答No.1

「其制宜シキヲ得レハ為メニ信用ノ発達ヲ助ケ  其制宜シキヲ得レハ為メニ信用ノ幣塞ヲ来ス」 は 「其制宜シキヲ得レハ為メニ信用ノ発達ヲ助ケ  其制宜シキヲ得サレハ為メニ信用ノ幣塞ヲ来ス」 ではないでしょうか? 「其(そ)の制、宜(よろ)しきを得(う)れば、為(た)めに信用の発達を助(たすけ)、其(そ)の制、宜(よろ)しきを得(え)ざれば、為(た)めに信用の幣塞(へいそく)を来(きた)す」 と読みます。 「その制度がうまくゆけば、信用の増大に役立ち、その制度がうまくゆかなければ、信用の停滞をもたらす。」というような意味です。  その前後は「抵当権は、不動産の担保の中では、最もよく使われ、効果も大きくて、たとえば『その制度が……もたらす』ほどに、経済の動きにも多大に関わりあっている」というような内容。 第2例は「皆(みな)容易(ようい)に之(これ)を譲渡(じょうと)し、又(また)は其(その)上に権利を設定することを得(え)ざるものとせば、不動産は著(いちじる)しく其(その)用(よう)を減(げん)じ、抵当の制の便(べん)は不動産の取引(き)の不便を醸(かも)し、物をして最(も)多(く)の効用(を)為(な)さしめんと欲(ほっ)する経済上の進歩(しんぽ)に副(そ)はざるものと謂(い)ふべし」 「もしだれも不動産を他の人に譲ることができないとか、不動産の上に抵当権のような権利を設定することができないとかいうことになったら、不動産は極端に役立たずなものになってしまい、利便のための抵当の制度が、かえって不動産の取引の遅滞・障碍を引き起こし、効率の良い利便性を求める経済の動きにもなじまなくなってしまうと言えよう。」というような意味です。