- ベストアンサー
流体クラッチ
トルクコンバーターは流体クラッチと言います。 クラッチというと エンジンとトランスミッションの接続をつないだり、切ったりするものだと思っていますが、 トルコンの場合は これに 当てはまらない気がします。 トルコンについて教科書的なものの説明をみると ポンプインペラーのトルクをタービンライナーにどのように伝えるかについて書かれています。 トルコンって なぜクラッチというのでしょうか?自分のクラッチの概念が間違っているのでしょうか? 初心者で巣が、ご教授下さい。よろしくお願いします。
- みんなの回答 (6)
- 専門家の回答
質問者が選んだベストアンサー
クルマの研究で食ってる者です。 工学的に言うと・・・実は多くの場合、自動車のメカニズム解説のHPや本の、クラッチに関する説明が間違っています。 CLUTCHとは『つかむ』機能を有した装置全般の事を指しており、決して『接続をつないだり、切ったりするもの』ではありません。(例えば・・・土木作業車のバケット・クレーンでは、バケットのツメを『クラッチ』と呼びます。このツメは土砂をつかむ部品であり、呼称が本来の意味で使われている例です。) ※クルマのクラッチの場合、『連結を断続するからクラッチ』では無く、本来つながっていないところを、機構学的・力学的に接続する装置として『クラッチ』という名称が使われています。(本質的に剛結されている装置は、クラッチではなくカップリング=Couplingと言います。) ※流体の物理的特性で接続しているモノ、即ち『流体継手』は、『流体の性質を利用して本来接続されていない軸同士を接続』しているので、クラッチの仲間に分類出来ます。(つまり、『流体クラッチ』という呼称はアリ、ということに。) さて、トルクコンバータを流体クラッチに分類出来るかどうかは意見の分かれるところですが(流体クラッチとは、今日では特に流体のせん断力により回転を伝達する装置を指しますが、トルコンは流体の圧縮力も利用して回転を伝達しているので、作動原理がちょっと違います)、本来接続されていない軸同士を接続しているので、いずれにしろクラッチの仲間と言う事は出来ます。
その他の回答 (5)
- rgm79quel
- ベストアンサー率17% (1578/9190)
>トルコンって なぜクラッチというのでしょうか? トルコンをクラッチと呼ぶ人もいないと思いますし そう記述する文献もないと思いますが? 如何でしょう…
- koduc
- ベストアンサー率20% (103/514)
流体クラッチ といえば カップリング を想像しますが カップリング(トルク増幅の無い流体継ぎ手)を使った車は無くなりましたが なぜそう呼ぶ人がいるのか 出力に負荷(ブレ-キ)をかければ 入力側が回っていても、出力側が回っていないだからでは =動力伝達されていない(トルクX回転数が0)
たぶんね、トルク増幅器とか書いても、一般の人には判らないだろうと言うことで、流体「クラッチ」と訳した。と考えられます。 >エンジンとトランスミッションの接続をつないだり、切ったりするものだと思っていますが、 ねっ。普通はそう思うでしょ。 全く新しい概念を判るように例えると、「クラッチみたいな物です」と。 そう言われると、なんとなーく「ああ、そうなんだぁ・・・」と、朧気ながら判ったような気になります。 あの機能とこの機能があって・・云々かんぬん・・言われたって、車を買う方にしてみれば「なんやねん。それ」で、買う気が失せます。 私見なんだけどね。 その辺じゃないのかなと思います。
- chiezo2005
- ベストアンサー率41% (634/1537)
クラッチという機構は動力の伝達をつないだり切ったりする機構のことを 意味します。 とくにクラッチという英語の意味から、切断するよりも接続するほうに意味があります。 したがって、完全に力の接続を切ることのできないトルクコンバータのようなものも流体クラッチといわれることがあります。 http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%AF%E3%83%A9%E3%83%83%E3%83%81 クラッチにもこれだけの種類がありますからここからクラッチと呼ばれる機能の概念をつかんでください。 ただし、流体クラッチとトルクコンバータは違いますので、 勘違いしないでくださいね。 トルクコンバータは流体クラッチの機能もありますが、本質はトルク増倍機能を持っているということです。 機械式クラッチの車に対して、トルコン付きのオートマチック車のローギヤの減速比は小さいですが、これはトルコンにトルク増倍機能があるため、大きい減速比にしなくても十分な駆動トルクがでるためです。
- mapponew
- ベストアンサー率22% (309/1373)
トルク‐コンバーター【torque converter】 自動変速機の一部をなす油圧式のトルク(回転力)変換機。密閉容器の中に二つの翼車を対置し、中を油で満たす。一方を回すと、油の流れで他方も回り、その際、間に固定翼を置いて流れの方向を変えると、低速時にはトルクは大きく、高速時にはトルクが小さくなり、変速機の要求と一致する。 と、辞書にはありますが納得できましたか?????? 解らないときは、解るまで悩みましょう。そうすることで知識は広がるのです。
お礼
ありがとうございました。意味がよくわかりました。