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若手研究者とベテラン研究者の差は?

例えば研究歴30年のベテラン研究者と、博士とりたての助教さんは研究能力的にはどのような差があるのでしょうか?論文読んだら差はありますか?

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回答No.1

ベテラン研究者とトリタテ研究者では、経験値が違います。 研究自体の経験数も違うでしょうから、研究にあたってどういう「材料」が必要なのか、どういうアタリをつけると効率が高いのか、をパッと想像して大体のイメージを作るなどというのは経験を積んだ人にはかないません。 論文の執筆数や読んだ論文の数も違うでしょう。今までに査読でコメントされて修正した経験や、場合によっては査読する立場で論文を精査した経験の有る無しもあります。その経験値が、自分の経験をする段にあたって役に立つわけです。 結果として、無駄な労力や時間をかけずに他人を説得するに足る論文を書いてまたすぐに次の仕事にかかれる、という形で違いが出てきます。出版された論文の上でも、もちろん「突っ込みどころの少なさ」「無難な言い回し」などで差が見えることもありますが、上司の助言や査読で修正していく過程でそのあたりは差が少なくなるでしょう。 以上は単なる想像であり、統計的調査に類する作業を何ら行ってはいない事を申し添えておきます。

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  • gn_drive
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回答No.5

判らないと思います。 若くても熱心に他人の論文を調べ勉強した上で論文書いている人を沢山知っています。 ただベテランと若手の差は、その試行錯誤の過程が短く答えの方向へ導けるかどうかでしょう。 論文という成果の完成体になると、学会の査読の厳しさとの兼ね合いがあるので、一概には言えないでしょう。出来が悪くて後で気にするのは本人だけかもしれません。

noname#85631
質問者

お礼

皆さん回答ありがとうございます。 参考になりました。

  • kgu-2
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回答No.4

「諦めない限り、失敗は無い」というのは、気に入っている言葉ですが、現実には、諦めざるを得ないことが少なくありません。100年前に、人口衛星を作る、と個人がいくら全力を尽くしても不可能なことは明らかです。    研究は、出来るのか出来ないのか、のギリギリで遂行されています。  仕事や研究は、山登りと同じで、継続するよりも、諦めることを見極めるみとが難しいのです。若手は、それ行け、で頑張ってくれますが、ベテランは断念するという決断が冷静にできます。もちろん、どちらがいいかは、結果論にすぎませんが。

noname#160321
noname#160321
回答No.3

まあ、「政治力」でしょうか。 私の留学先の教授も言っておりました。 この論文はどの雑誌に出したら通りやすいか。 この研究はどの省庁所管の財団(日本なら独法)に出したら予算を貰えるか。 論文にも「出す順番」があったり、論文の投稿に先だって手稿を送りつけておく知り合いは誰が良いか。 などなど「世の中を渡っていく智恵」の量が違うので、研究速度が違います。 もちろん若い人には体力があるので、六十に手が届く研究者に徹夜はさせない方が良いですよ。^^

noname#114795
noname#114795
回答No.2

一般論では言えませんよ. ベテラン研究者に期待したいのは,研究の社会的な意義や価値を認識していることです.つまり,テーマの設定能力ですね. 現実には,やたら狭い分野に入り込んで,趣味のような状態になっている場合も見かけます.