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東京工業品取引所のシステム変更
東京工業品取引所のシステムが変更になりました。今までのストップの代わりにCB発動ってことは、要するに一日に何度も発動すれば、事実上青天井(その逆も)ってことでしょうか?
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今晩は。 新規採用のサーキットブレーカー(CB)の運用方法に関してはこちらを見てください。 http://www.tocom.or.jp/jp/guide/documents/200905cb.pdf 差し当たり(営業担当の説明ではひと月かふた月の間のいずれかだと思いましたが、はっきりと覚えていません)は、CBは4回までしか発動されないということです。その後は6回までになるとのこと。 金の場合だと、2回目の発動で100+200の合計300が、当日の始値より動く範囲ということになります。300円だと、先日までのシステムでのストップ幅の2回分です。確かストップ値が150円に拡大されてから、2回(二日)続けてストップ値で動いたことは無かったと思います。 それから考えると、どんなにひどくなっても3回目(合計600円)が発動する頃には市場は沈静化しているのではないでしょうか。 値幅が60円しかなかった頃、3日連続だかでSLになったことがありますね。あの時には売りが殺到して仕切りたくてもどうにもならず、売りが売りを呼ぶ最悪の状況でした。市場がそれ自身で勝手に麻痺してしまって、全く役に立たなくなっていました。値幅の拡大でそれはかなり改善されましたが、今回のCB制度でより良い安全弁が出来たと感じます。市場参加者が落ち着いて対処すれば、過度に下げたり上げたりしてしまうこともあまり多くなくなるのではないでしょうか。
お礼
良く分かる資料を提示いただきありがとうございます。