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終身雇用は労働者や企業や社会に有利?
終身雇用の企業は解雇や転職が一般的な企業よりも生産性や成長性が高い、終身雇用制度の社会は解雇や転職が一般的な社会よりも経済の成長性が高い、貧富の格差が少ない、治安が良い安定した社会になるという説があり、だから終身雇用制度を守るべき、終身雇用制度を日本が誇るすばらしい経営モデルとして世界に広めるべきという主張がありますが、そのような説は経済学や経営学で証明されているのか、それとも証明は無いけど経営者や労働者の単なる意見や願望なのか、それともそのような事実はなく間違った認識だと証明されているのでしょうか。
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そもそも日本の歴史上終身雇用そのものがほとんど実現されていません。 まず戦争でいったん雇用は解体されていますし、会社の寿命の方が働ける期間よりもずっと短いです。仮に企業名として存続できたとしても、事業内容はまるで変わっていたりしますから、従業員は転職状態だったりします。そもそも終身雇用をやると言えるだけの大企業は日本で1割にも満たない状態です。 ということで終身雇用そのものが、その約束の有無にかかわらず、実態の無いものではありますが、できなくても「約束をする」ことで、従業員は安心して会社に忠誠を尽くし、会社としては安い賃金で従業員を確保できるという点では、社会的な意義はあります。
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- huna-huna
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日本ですばらしい経営モデルとは、経営者にとってすばらしいということ。 労働者や社会に必ずしも有利なわけではありません。
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ご回答いただきありがとうございます。
- tanuki4u
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http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%A8%E3%82%AF%E3%82%BB%E3%83%AC%E3%83%B3%E3%83%88%E3%83%BB%E3%82%AB%E3%83%B3%E3%83%91%E3%83%8B%E3%83%BC これの4を保証するのが終身雇用制であるとされた(ような気がする、なんせ昔読んだので) 上記書籍で言及された企業はアメリカにおいても長期雇用の傾向が強いということだそうだ。 まぁ最近の反論としては、終身雇用制は労働者側が「長期的に元が取れる」つまり、成果報酬型でなく、生活保障的な給与体系を認める必要がある。多くの新規労働者が将来に給与がたくさん来ると信じてないと成立しない。
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ご回答いただきありがとうございます。 >そもそも日本の歴史上終身雇用そのものがほとんど実現されていません。 >終身雇用をやると言えるだけの大企業は日本で1割にも満たない >終身雇用そのものが、その約束の有無にかかわらず、実態の無いもの つまり、新聞やテレビや経営学者や評論家が言っている、昔の日本には終身雇用制度や終身雇用の実態があったという認識は事実じゃなく妄想だということですか。 新聞やテレビや経営学者や評論家はなぜそんなことを言ってるのでしょう。単なる不勉強で妄想を事実と思い込んでるのか、事実じゃないことを知っていながら嘘を言ってるのかどちらなんでしょう。