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米国カレッジに期待できることは?
オンラインをメインとした米国のカレッジでリーガルアシスタントコースに入学することを考えています。 現在の英語力はTOEIC860点、次にうければ900点はぎりぎりでとれそうという程度です。銀行のコンプライアンス部門で英文事務をしているのですが、常に、金融関係の知識のなさ、英語力不足を感じているので、このカレッジへ入学し、契約書や法律関係の英語力を強化しようと考えています。規制・規則などの法令関係の英文を正しく書けるようになること、各国で発表される通達、法律の制定、改正などを正確に把握できること、契約書を正確に理解・作成できるようになることが目標です。それには英語を読んでそのまま英語で理解する能力が必要であると感じています。日本の通訳学校、翻訳学校、語学学校ではこの辺のスキルを伸ばすコースが見当たらず、オンラインでの短大入学にたどりつきました。 カレッジ卒業の認定を得るのにかかる授業料は約100万。私にとっては大きい出費なので、ふみきれないでいるのですが、4分の3ぐらいをオンライン(メールで課題をうけメールで提出)形式の授業を進めるこのコースは、私が期待するだけの効果があるのでしょうか。それとも語学勉強は本人次第で、このような出費をしなくても、勉強次第で目標とする能力を身につけられるものでしょうか。 いろんな見方、御意見を期待しております。 よろしくお願いします。
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「金融関係の知識のなさ・・」については、そうであるなら、これは自分で努力するしかないですね。どの業界とて同じですね。 で、英語面ですが、何事もやって損はないし、がんばればそれなりの成果もあるでしょう。また、そのコースがどのようなものかは知りませんが、貴目的にかんがみては、あまり期待できないのでは?と思います(1)リーガルアシスタントは弁護士などのアシスタントワークが主眼でしょうから、いわゆるdrafting legal documentsの訓練はあまりないでしょう(それはそもそも弁護士の役目)。(2)米国のカレッジでしょうから、米国の法律関係事務の内容が多いのでは、(3)このような内容は、今の世の中、日本にいてできる・・・と思います。 で、どのようにして貴殿の望まれるような実務上の力をつけるか?ですが、私見を: 1.法律関係といえど、基本は英語力そのものなので、まずこれが基本でしょう。TOEIC860-900レベルでは、まだ、その域には行っていないと思います。国際関係の中途採用で900以上の人たちをたくさん見てきましたが、(一般的な内容でも)英語を書く力は・・・の人が多かったというか、殆どそうでした。その点ではまだ英検1級の方が上という感じでした。この力が充実すれば、法律関係であろうと科学工業関係であろうと、英文作成・理解能力をつけるのは、その方面の文体・表現の仕方や内容の理解力を付けることでだんだんより対応できるようになると思います。 2.法律関係(コンプラ関係表現も法律文書表現)英文作成力ですが、基本的には(1)その方面の英文作成の基本の訓練、(2)貴分野の英文作成力訓練、に大別されるかとおもいます。 2.(1)については、参考書類が市販されています(例、英文契約書作成のキーポイント(商事法務)、英文契約書ドラフティングハンドブック、英文契約書基礎知識(ジャパンタイムズ)など) 2.(2)については、コンプラ関係なら、銀行や企業のそれらの英文をたくさん読むことです。特に、英米の一流企業のものを。また、貴銀行は日本の銀行でしょうから、日本独自の内容もあるでしょうから、他行のものもたくさん読むことです。また、コンプラといえど、組織体の全活動に関係してきますから、一流銀行・企業のアニュアルレポートをできるだけ多く精読(書くことをも意識して)するといいと思います。内容別に表現のリストを作成しておくとアウトプットの時に役立ちます。 3.力を付けながら、より英文を磨くために、The Elments of Style, The Elements of Legal Writing, The Elements of Technical Writing といったネイティブ向けの本もお勧めします。また、Punctuation関係必須ゆえ、そのての本(英文のものをお勧めします。理由は、それを読みながら、冠詞の使い方などのイメージの向上に役立つ)。 4.各国で出される関係文書の正確な理解 ・・・ これは英文というよりその背景の知識や理解の方がウェイトが多いかと。 銀行・企業ではコンプラ関係担当といえど幅広い内容が多かれ少なかれ関係してくるので、貴殿の英語対等範囲も全てを意識して日々精進されれば、存在感も増しより貢献できると思います。 なお、企業・銀行が公開する英文は基本的には資格あるネイティブ(内容によってはネイティブ弁護士)のチェック常識かと思いますが、その架け橋となるべくがんばってください。 Hope this helps.
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- KappNets
- ベストアンサー率27% (1557/5688)
自習はされておられますか? 契約、法律についての (日本語、英語あるいは翻訳用の) (入門書から専門書まで) 参考書はいろいろあるのだと思うし、座右の書を持って、あるいはその都度買うなどして仕事をされていると自然に身に付いていくと思うのですが。 仕事をするということは学びながら収入が得られるというよい身分にあるわけで、折角の収入を右から左へと学校に渡すのは私も躊躇します。(私は契約、法律の専門家ではありません)
お礼
御回答ありがとうございました。本当におっしゃるとおりで、収入を得ながら、吸収できることがいっぱいある恵まれた環境です。時々劣等感にさいなまれるあまり、こういう肝心なことを忘れてしまうのです。仕事でできないこと、わからないことを本を買ったり調べたりして、こつこつがんばっていきたいと思います。
- wathavy
- ベストアンサー率22% (505/2263)
簡単に入れる=軽く扱われる 例えば、MBA(あんまり意味があるとは思っていませんが)に行って頑張るというのなら、もしかしたらいい結果が出る場合もあると思いますが、オンラインというのは、ちょっと・・・安易な感じがします。 それと金額も出せそうなレベルなので、怪しげな感じが否めません。 それより、現在の仕事を続けながら、自力で実力を蓄えていくほうが良いと思います。 専門用語は、敬遠されがちですので、英語の辞典を購入することで代用して専門分野の辞典で対処するというのはどうでしょうか? 英語で考えるという方向性は正しいので、できるだけ、英語の環境に入り込むべきだと思います。日本にいても、英語で運用されているForumがあるはずなので、その手のフォーラムに入って、質問してもいいと思います。英語で考えるにはうってつけです。 日本語経由では、時間的にも質的にも間に合わないでしょうから、英語社会に溶け込めるWEB上の空間を探し出すほうが、大金をはたくより効果的かもしれません。 専門書を読み下すのも、十分手ですね。都内の書店ならきっと良書があります。数冊買っても100万円には程遠いでしょう。
お礼
御親切な御回答ありがとうございます。就業先には参考にできるものがありますので(しかもお金を出しても手に入らないような)、それを利用し、さらに確実に身になる書籍を購入してこつこつ勉強したほうが、賢明ですね。英語のフォーラムという手もあるのですね。ただ、帰宅後、本を読んだり、金融関係の勉強をしたら、パソコンに向かう時間はあまりなさそうですが。 独学でがんばってみます。
お礼
大変適切な御回答をありがとうございました。 1番でおっしゃられているように、まさしく英語を書く能力のなさに日々劣等感を感じています。ライティングのテストがある英検1級や、TOEFLの高得点を目指して勉強をすることが、劣等感克服の近道のようです。就業先の銀行は、内部規定を非常に厳しく管理しており公開していないため、他行のものを探すこともしていませんでしたが、公開しているものもあるのですね。探してみます。就業先の銀行の各種規則は英訳されているものも何種類かあり、参考にしています。使えそうな表現を暗記したり、和文のものを時間のあるときに英訳して添削の手本にしたりしています。アニュアルレポートの精読は、金融知識を得る上でも必要性を感じていましたが、それ以上の意味がありそうですね。3番の本のご紹介、ありがとうございました。これも、常日頃、いいものはないかと本屋やインターネットでさがしていましたが、結構値がはるものが多いので、今ひとつ手が出ずにいました。御紹介いただいた3冊は早速購入して読んでみます。これだけのことを日々続けていれば、何がしかの効果はありそうですし、カレッジに行くより、私が克服したいと感じている分野を、強化してくれそうです。 実は今日一日、私も考えていましたが、別の理由から今回のカレッジ入学は見送ろうという結論にたどりついていました。英文を思うように書けない、法令関係の文書を正確に読むのに苦労するという状態で入学したところで、落第しないようにするのがせいぜいですから、大金を使っても意味がないでしょう。ネイティブ並に読み書きができるようになってから入学してはじめて、レポートを書いたり、ディスカッションをしながらさらに専門的な知識や技術を深められ、それが大学なり短大なりに入学する意味なのだと気がつきました。 本当にありがとうございました。