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※ ChatGPTを利用し、要約された質問です(原文:相対で取得した上場株式(プレミアム付)の減損)

上場株式の減損を考える

このQ&Aのポイント
  • 非上場会社の経理担当者が、上場株式の評価損や減損について教えて欲しいと質問しています。
  • 特定の株主から相対取引で上場株式を取得し、取得価額が市場価格よりも割高なためにプレミアムを付けて買い取ったとのことです。
  • 買った株式が決算時に評価され、取得価額との差額である割高分が評価損や減損として純資産を減少させるのか疑問を持っています。

質問者が選んだベストアンサー

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  • ok2007
  • ベストアンサー率57% (1219/2120)
回答No.1

> 買った直後に弊社の決算期を迎えた場合、株式は時価評価され、取得価額との差額である4割相当の金額は、評価損または減損として純資産を減少させることになるのでしょうか?。 そうですね。そうなります(金融商品に関する会計基準18項)。 > 企業を買収した場合は、取得価額と買収価額との差がのれんとして数年に渡り償却されます。しかしながら、一部の株式を購入した場合は、プレミアム相当分が全額その期の純資産を減少させることになるのでしょうか。 そうなります。 形式的には、会計基準にそのように定められているから、との説明になります。その背景にあるのは、株式購入と企業買収との経済的実態の相違です。すなわち、前者は一般的な資産取引の一形態に過ぎないところ、後者はひとつの報告単位に結合される支配獲得であり、特殊なものです(詳しくは、『企業結合に係る会計基準の設定に関する意見書』をご覧いただけますでしょうか)。取引の結果、前者は株主としての有限責任しか負わないのに対して、後者は会社または親会社としての責任を負います。 株式購入が一般的な資産取引である以上、市場価格よりも高値で購入すれば、減損や評価損の対象になるのは止むを得ないといえます。

boketaro
質問者

お礼

明確なご回答ありがとうございました。 株式購入と企業買収との経済的実態の相違ですね。 よく理解できました。

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