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心臓の拍動について

心臓の拍動の様子を調べる実験でリンゲル液で内容液を置換したあと、そのリンゲル液を塩化ナトリウム水溶液に置換して、次に塩化カルシウム水溶液に置換したところ、収縮が不規則になりました。予想では弱くなるはずだったのに不規則になったのはなぜでしょうか?? よろしくお願いいたします。ちなみに塩化ナトリウムを入れた時は収縮は弱くなりました。

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  • kt1965
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回答No.1

回答します。 「心室細動」と呼ばれる現象が起こったのでしょう。一般的には、心臓の拍動は次のプロセスから成ります。 1.心室結節と呼ばれる神経細胞群から神経節を伝わって、心室収縮が起こる。 2.その後、ディレイタイムを経て、「心房結節」と呼ばれる神経細胞群に神経伝達物質が伝わる。 3.心房結節と呼ばれる神経細胞群から神経節を伝わって、心房収縮が起こる。 さて、ご承知のことかと思いますが、「心室細動」と呼ばれる現象は、「心房結節」への神経伝達物質が阻害されることによって行われます。神経細胞群であれば、「ナトリウム-カルシウム」チャンネルによって伝達されるのですが、このディレイタイムをもたらす細胞群では、「ホルモン系」によって伝達されるらしいということが分かっています。 そのホルモン系は、ナトリウム阻害とカルシウム阻害によって成立しているようだということなのです。 つまり、塩化ナトリウム溶液によって、オーバーしたナトリウムイオンによって、イオンチャンネルの感度が落ち。更に、オーバーしたカルシウムイオンによって、イオンチャンネルの感度が落ちる。 これによって、心室結節から心房結節における、ホルモン伝達が阻害されます。よって、心室細動を起こしたものと考えられます。 では。

ytk-h
質問者

お礼

ありがとうございました。納得できました。 また何かあったらよろしくお願いします。

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