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法律とその解釈がよくわかりません。
いま地方公務員として働いておりますが、学生時代は法律系の資格を取るために勉強しておりました。お金がなかったので司法試験予備校にいくことができず、ひたすら基本書をよんでおりましたが、いくら読んで覚えて司法試験の過去問を解いても、どこかで間違います。単なるケアレスかとおもっていたら、法律には独特な思考回路があることに気づき、そのいわば「隠されたコード」のようなものが読めないと法を理解することができないのかもしれないのだと思うようになりました。 ぼくは、語学(英・仏・韓)やその他の分野については独学で身につけたものが多いのですが、こと法律についてはその本質を理解しきれていません。数学についても似た感想を持ちます。執念が足りないのはもちろんあるかもしれませんが、法律を勉強する上で気をつけないことがあれば、教えてください。
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- GJ-Officer
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質問者さんと同じ地方公務員です。「ビジネス実務法務検定」の勉強をされて みてはいかがでしょうか。法を運用する上での考え方が実践的に身について、 よいのではないかと思います。住民のみなさんのためにも頑張ってください。
- 参考URL:
- http://www.kentei.org/houmu/
よく記憶より理解することといわれますが、記憶していけば理解も進むと思います。 条文を覚えて、条文の中に出てくる要件と効果を覚えて、条文の背後にある理論を覚えて、論点を覚えて、論点の中での理論の修正パターンを覚えて・・・というふうに、すらすら言えるくらいになれば、自然と「隠されたコード」も身に付くと思います。 実際成績優秀な人は、多くの条文や要件効果、制度趣旨などをたくさんかつ正確に記憶しているように思います。 そういう人が書いた論文を読むと、驚くほど文章が幼稚だったりしますが、条文・要件・効果・判例などを正確に再現していることに気付きますね。 記憶より理解だというのもその通りですが、私自身は記憶してなきゃ理解もありえないと思っています。
- -9L9-
- ベストアンサー率44% (1088/2422)
法律は論理の塊です。それを読み解くには国語力と社会常識と数学的解析力が必要です。 語学を独学で身に着け、「数学についても似た感想を持ちます。」とあることから、暗記中心の学習ばかりで論理的思考に弱いところがあるのではないでしょうか。語学の場合、暗記力で何とかなるところが大きいと思いますが、法律も数学も(用語や公式などについて暗記することはもちろん必要ですが)、論理展開によって解を見つけようとするものであって、暗記した知識の中から答を探すのではありません。 仮に過去の事例を徹底的に丸暗記したとしても、それを実際の事例に応用出来るとは限りませんし、法律適用以前の事実関係の判断が出来なければ何の役にも立ちません。実際、古い知識では法改正や社会情勢の変化で間違った結論になりかねません。何より重要なことは社会常識であり、読解力を中心とする日本語力であり、それを支える論理的思考力です。 なお、法律文には一般的な日本語とは少々異なる文法ルールがあるので、法律用語集などで確認しましょう。日常用語ではあいまいな言い回しでも、法律では厳然たるルールの下に使われていますから、そのルールは暗記しましょう。 また、法律の場合、数学と違って、論理を突き詰めれば必ず特定の答が出るというわけではありません。様々な側面から問題を分析し、妥当性の高い結論を導き出していくことが法律を読み解くということであり、テレビの「行列のできる法律相談所」などを見ればわかるとおり、専門家であっても見方や立場によって妥当性の判断も異なります。 この「妥当性」という漠然としたものが判断のベースにあるという点が法律という分野の特徴であり、誰もが納得できる結論を出すためには、世の中の単なる多数意見ではない、「正当な見解」=「良識」というものを理解していることがなにより必要だと思います。新聞やテレビのニュースなど必ず目を通し、社会常識を身に付けましょう。
- datchi417
- ベストアンサー率27% (515/1904)
文語で書かれてたころは難しかったですが、今の法律は現代文になってるので、基本的には条文をそのまま読めばその意図するところは読み解けますよ…
- h2goam
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基本的に国語能力に問題があるように見受けられます。 貴方は「語学(英・仏・韓)やその他の分野については独学で身につけたものが多い」と書かれていますが、おそらく語学を独学で身につけたと書かれた部分は外国語能力(言語に関する学問=学問ではない)を身につけたものと推測されます。 その他の分野も単なる雑学(当然学問ではない)を身につけたにずぎないと推測されます。 このように国語能力に問題があれば法学(法律ではなく「法学」と言う学問)の様な社会学(又は社会科学)の習得には大きなハンデとなるのでは?
お礼
ありがとうございます。 数学や論理が得意な人から見ると、「語学は例外のかたまりのようなものじゃないか。使用頻度の高いものほど例外だしロシア語なんかにいたっては名詞まで変化する恐ろしい言葉だ。」といわれます。たしかにそうなのですが、ある程度まで勉強すると自分なりに「隠されたコード」というか、暗黙知のようなものを見つけることができ、それがわかるとスムーズにことが進むのです。(語学は「イメージ」です) が、法律については論者・裁判官や時代、あと背後の価値観によっていろいろな判例・解釈が出てきます。論理というにはあまりにも「価値観」の介在する要因が大きくて、予見不可能な感じがしてしまいます。 法律系の資格をとるためには、既存の判例や思考回路を頭に叩き込むことが必要になるようですが、その膨大さに立ちすくみます。 その膨大さをスリムにし、法律独特の「暗黙知」を身に着けていきたいです。